緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

環状第2号線 築地大橋の進捗状況 2014年12月30日

2015年01月15日 08時01分00秒 | インフラ整備・道路


環状第2号線 隅田川橋梁(仮称)→正式名称「築地大橋」:工事進捗率85% 2014年12月30日
東京都江東区有明2丁目から港区新橋、新宿区四谷を経由し千代田区神田佐久間町1丁目に至る都市計画道路「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の事業区間の中の一つである「隅田川橋梁(仮称)」です。江東区豊洲から港区新橋までの事業区間の中で、隅田川を渡る部分にこの新しい道路橋が建設されています。今まで東京東部を流れている隅田川の最下流部に架橋されている橋は勝鬨橋だったのですが、この隅田川橋梁(仮称)が完成すると、その記録が塗り替えられることになります。

環状第2号線の西側半分は「外濠通り」として既に供用中であり、虎ノ門~新橋間の地上区間は「新虎通り」として2014年3月末に開通しました。現在は新橋~有明間で事業が進められています。中央区築地から虎ノ門までの地下トンネルの名称は「築地虎ノ門トンネル」となっていて、こちらも地上区間と同時期に開通しています。



環状第2号線の巨大事業の中で、現在は新橋から勝どき地区や晴海地区、豊洲地区を経由して湾岸の有明地区へ向かうルートの工事が行われています。前述の通り、虎ノ門~新橋間は2014年3月末に「新虎通り」「築地虎ノ門トンネル」として一部区間が開通しています。環状第2号線のルート上には隅田川、朝潮運河、豊洲運河の水面を橋梁で渡る必要があり、その3つの中の一つが今回の記事の「隅田川橋梁(仮称)」となります。2014年9月末、東京都によってこの橋の正式名称が「築地大橋」に決定しました。

上記の地図を眺めてもらうと、環状第2号線は一つ北側を通っている「晴海通り」と並行するルートとなっています。この晴海通りは近年になって交通渋滞がひどくなっていて、この晴海通りの混雑緩和機能が期待されます。

「隅田川橋梁(仮称)→築地大橋」設計諸元と概要
路線名 環状第2号線
事業年度 平成19年度~26年度
橋長 245m
支間長 49.85m+145m+49.85m
総幅員 32.3~48m
有効幅員 歩道4m、車道10.25m×2、歩道4m
道路規格 第4種第1級
設計速度 本線60km/h、ランプ部40km/h
縦断勾配 4%
横断勾配 車道部2%、歩道部1%
構造形式 上部工 鋼3径間連続中路式アーチ橋
       下部工 A1橋台 逆T式、橋脚 壁式、A2橋台 壁式
       基礎工 A1橋台 鋼管杭、橋脚 鋼殻ケーソン、A2橋台 場所打ち杭
舗装 車道 アスファルト舗装(t=80mm)、歩道 石材舗装(t=30mm)

プレスリリース:東京都建設局発表の報道資料 2014年9月30日
環状第2号線 隅田川橋りょう(仮称)名称決定!! 『築地大橋』
ニュースリリース:ケンプラッツの特集 2014年5月9日
五輪の大動脈、隅田川河口にアーチ橋を一括架設 隅田川橋りょう工事



隅田川に架橋されている「勝どき橋」前から撮影した環状第2号線の「築地大橋」の全景です。隅田川の左岸遊歩道を散策し、築地大橋の建設現場前へ向かいます。




隅田川の対岸に広がっている「築地市場」と「汐留シオサイト」の高層オフィスビル群の全景を撮影しました。




隅田川の左岸遊歩道の最南端部から撮影した築地大橋の全景です。




左岸側の橋脚部分をズームで撮影しました。




右岸側は築地市場の敷地内とつながっています。




勝どき三丁目地区の市街地の中を南側へ進み、築地大橋の南岸側へやってきました。




築地大橋の橋梁の勝どき側(東側)に連続して繋がることになる道路高架橋「勝どき陸橋」の架設工事はまだ途中みたいです。




築地大橋の橋梁のすぐ脇まで近づいてみました。




橋梁の断面部分をズームで撮影しました。




南東側、勝どきポンプ場前から見上げて撮影しました。




橋梁東側の木枠の中には、勝どき陸橋の高架橋が隠れているのですね。




二つの橋梁と高架橋の接続部分をズームで撮影しました。




隅田川橋梁(仮称)、正式名称「築地大橋」の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月島駅前「キャピタルゲートプレイス」の進捗状況 2014年12月30日

2015年01月15日 08時00分00秒 | 再開発・城東


キャピタルゲートプレイス:工事進捗率95% 2014年12月30日
東京地下鉄有楽町線と都営地下鉄大江戸線の月島駅前で建設中の高層タワーマンション「キャピタルゲートプレイス」です。建物自体は70パーセント程完成している状態ですが、部屋の販売は2013年の6月末から始まっています。地上53階建て、総戸数は702戸となっています。

キャピタルゲートプレイスの主な特徴
1.「月島」駅直結・徒歩1分、東京メトロ有楽町線、都営大江戸線の2路線利用のアクセス性
2.地上約187m・53階建て、全702邸のスケールと商住一体の複合再開発事業
3.ランドマーク性と地域に調和したデザインを両立した外観・共用空間デザイン、照明計画
4.スカイラウンジやウェルネススタジオなど、大規模物件ならではの充実した共用部とソフトサービス
5.約72時間稼働の非常用発電機など万が一の災害に備えた防災対策(地域防災拠点としても機能)
6.東京都マンション環境性能表示、全項目で最高評価のオール★★★(三ツ星)取得

「キャピタルゲートプレイス」の施設群の全容
1.ザ・タワー 地上53階、地下2階、総戸数624戸、2015年7月竣工、2015年9月入居開始
2.ザ・レジデンス 地上11階、地下2階、総戸数78戸、2013年8月竣工、2013年10月入居開始
3.ザ・コモン ザ・タワーとザ・レジデンスの間の住宅共用部
4.ザ・ガーデン 地域に開放された約1,100㎡の広場
5.ザ・モール 商業店舗、医療機関、保育施設、福祉施設など35区画



「キャピタルゲートプレイス」
所在地 東京都中央区月島1丁目2709番(地番)
交通 東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島」駅徒歩1分
総戸数 702戸(事業協力者住戸207戸含む)他に店舗・事務所・福祉施設等(35区画)
敷地面積 5,687.12㎡
延床面積 83,809.96㎡
階数 地上53階、地下2階、塔屋1階
高さ 181m(最高187m)
間取り 1LDK~4LDK
専有面積 40.12㎡(1戸)~114.43㎡(2戸)※総販売戸数に対応
構造・規模 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上53階・地下2階・塔屋1階建
駐車場・駐輪場 駐車場台数:268台、駐輪場:949台、バイク置き場:25台
着工時期 平成24年2月
竣工時期 <ザ・タワー>平成27年7月中旬予定、<ザ・レジデンス>平成25年8月下旬予定
入居時期 <ザ・タワー>平成27年9月下旬予定、<ザ・レジデンス>平成25年10月下旬予定
売主・販売代理 三井不動産レジデンシャル株式会社、野村不動産株式会社
管理会社 三井不動産住宅サービス株式会社
設計 安井建築設計事務所・清水建設設計共同企業体
施工 清水建設株式会社
販売スケジュール モデルルームオープン:平成25年5月25日(土)
          販売開始時期:平成25年6月29日(土)予定

プレスリリース:地上53階建て超高層マンション「キャピタルゲートプレイス(総戸数702戸)」
地上53階建て超高層マンション「キャピタルゲートプレイス(総戸数702戸)」 6月29日(土)第1期販売開始



都営地下鉄大江戸線の月島駅前、清澄通りと八重洲通りが交差している「新月陸橋」越しに撮影した「キャピタルゲートプレイス」の高層タワーマンションの全景です。




清澄通りと八重洲通りの交差部「初見橋交差点」前から撮影した、高層タワーマンションや周辺の建物群の低層階部分です。低層階部分の工事用シートが外されかけていました。




再開発工事現場の敷地北側から見上げて撮影した「キャピタルゲートプレイス ザ・タワー」の高層タワーマンションです。




北西側、八重洲通りの「新月陸橋」の歩道前から見上げて撮影しました。




高層住居棟「ザ・タワー」の北側では、商業施設棟「ザ・モール」の建物の一部が建設中です。小ぶりなタワークレーンまで展開していました。




遠くからザ・タワーを眺めると「細くてバランスの悪そうなタワーマンションだな」と思ったりするのですが、そばで見上げると、意外と迫力を感じますね。




初見橋交差点前のガソリンスタンド越しに、低層階部分の「ザ・モール」を撮影しました。




624戸の高層住居棟「ザ・タワー」と、78戸の「ザ・レジデンス」棟の二つの住居棟で構成されていて、その他に商業施設や広場などが併設されています。




ザ・タワーの頭頂部を初見橋交差点前から見上げて撮影しました。




清澄通りの歩道を南側へ歩いて、勝どき方向へ向かいます。この日は平日だったのですが、工事は行われてはいませんでした。




キャピタルゲートプレイスの再開発工事現場の周辺は、月島一丁目地区の住宅密集地帯の下町が広がっています。




清澄通りの歩道から、東側から見上げて撮影しました。




同じ中央区内の佃島や勝どき、晴海地区内がここ20年間で高層化が進む中で、月島地区だけは古い住宅街のまま取り残されてきた感が強かったのですが、ようやくキャピタルゲートプレイスの登場によって月島も高層化時代を迎えることになりました。




キャピタルゲートプレイスの敷地南側を通っている道路を撮影しました。この界隈は戦災に遭わなかったので、戦前の街並みがそのまま残されていたりします。




月島社会教育会館前から撮影した「ザ・レジデンス」棟の全景です。地上11階、地下2階、総戸数78戸となっていて、2013年8月に竣工し、2013年10月から入居が始まっています。




場所を移動して、「ザ・レジデンス棟」の敷地の南西側にやってきました。再開発工事と並行して、歩道部分の拡幅工事も行われていました。




前述の通り中層住居棟である「ザ・レジデンス棟」は既に入居が始まっていて、店舗なども開業していました。




キャピタルゲートプレイスの敷地西側を通っている狭い通りを進むと、供用緑地帯「ザ・ガーデン」の工事現場前にやってきました。工事はお休みのためか、ひっそりとした雰囲気に包まれていました。




供用緑地帯となる広場ですが、四方を建物で囲まれているので、一日を通して太陽が照りつける時間帯が非常に少ないのが難点ですね。




同じ場所から「ザ・タワー」を見上げて撮影しました。




高層住居棟の建物の南側に展開しているタワークレーンと、南側壁面に設置されている垂直方向の昇降装置をズームで撮影しました。




低層階部分の商業施設の店舗の見取り図が設置してありました。




最後に、年末の活気あふれる月島一丁目地区の商店街越しに撮影したキャピタルゲートプレイスの全景です。




キャピタルゲートプレイスの建物群の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする