緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

三井物産本社ビル他2棟の再開発の進捗状況 2014年12月18日

2015年01月13日 08時01分00秒 | 再開発・千代田区


三井物産本社ビル他2棟の再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」:計画段階中 2014年12月18日
三井不動産と三井物産が共同で行う都市再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」です。三井物産本社ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの3つのビルを一体的に建て替えます。敷地面積は全体で約2ヘクタール、2016年7月に着工し、オフィスビルは19年度中に竣工予定です。延床面積36万1000平方メートルのオフィスビル2棟を建設します。A棟が地上30階、地下5階の約160メートルで、B棟が地上41階地下5階の約200メートルとなります。

再開発計画「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の特徴
1.大手町エリア最大規模となる、緑地空間を含む約6000平方メートルの広場空間の整備
・皇居の緑と連続する緑豊かな緑地を含む約6000平方メートルの広場空間を整備し、都心に居ながら自然を感じられる新たな憩いと潤いの場を創出
・地域固有の在来種を用いた森の形成や、水辺空間など生育環境を創出し、生物多様性に配慮

2.多様な交流機能の整備による賑わい創出
・1500平方メートルの多目的ホール・ホワイエを整備することで、ビジネス交流・国際交流機能を強化し、同時に文化・芸術等を発信するイベントを通じた来街者の交流を促すことで、大丸有エリアに更なる賑わいを創出
・ラグジュアリーホテルを誘致し、エリアの宿泊機能を強化

3.地域冷暖房供給施設の更新とバリアフリー歩行者ネットワークを構築
・大手町地区の業務継続機能を支える地域冷暖房供給施設のメインプラントを機能継続しながら更新し、浸水防止・耐震性能の強化を図るとともに、設備の効率化によりCO2排出量を既存施設より年間約1000トン削減
•地下鉄コンコースから皇居・竹橋方面をつなぐバリアフリーの歩行者ネットワークを整備し、地域の都市基盤における利便性を向上

4.防災対応力の向上および地域貢献
・帰宅困難者の一時滞在施設(約4000平方メートル、約2400人)および、防災備蓄倉庫(約250平方メートル、約22000食の食料等)や防災井戸を整備
・非常用発電機は災害に強い中圧ガスにも対応したデュアルフューエル型を採用。中圧ガスの供給が止まっても、72時間の運転を可能とする重油を備蓄



外観イメージです。




平面図です。

「(仮称)大手町一丁目2地区計画」
事業主体 三井物産、三井不動産
所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、ホワイエ、ホテル、バンケット、駐車場、地域冷暖房施設
敷地面積 20,900㎡
延床面積 約361,000㎡
階数・高さ
 A棟:地上30階、地下5階 (約160m)
 B棟:地上41階、地下5階 (約200m)
建物竣工 2019年度

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年12月11日
「(仮称)大手町一丁目2地区計画」整備方針決定



修復工事中の大手高麗門前から撮影した「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の再開発工事現場の全景です。前回の記事の(仮称)大手町1-1計画の敷地の北側一帯がその対象です。




再開発によって、正面に建っている「三井物産本社ビル」や裏側に建っている「大手町一丁目三井ビルディング」「大手町パルビル」が数年以内に取り壊されることになります。




内堀通りの歩道を北方向(竹橋方向)へ向かって散策していきます。手前側に広がっている広大な空き地は三菱地所の「(仮称)大手町1-1計画B棟」の再開発工事現場です。




内堀通りの歩道から再開発工事現場の全景を見上げて撮影しました。




前回の再開発の記事「(仮称)大手町1-1計画B棟」と少し重複した写真ですが、工事用フェンスやタワークレーンの背後に大手町パルビルが写っています。




「B棟」の再開発工事現場の全景と、背後の大手町パルビルです。




「大手町パルビル」の全景です。1961年(昭和36年)に竣工したオフィスビルで、日本長期信用銀行本店やSMBCコンシューマーファイナンスなどのテナントが入っていました。




「三井物産ビル」の全景を見上げて撮影しました。地上24階建て、高さ100メートルの高層ビルで、1976年(昭和51年)に竣工しました。




三井物産ビルを西側から見上げて撮影しました。




内堀通りに面したこの場所には広場を含めた緑地帯が整備されることになります。




東京消防庁前から撮影しました。




読売新聞ビル前から撮影した「大手町パルビル」の全景です。




同じく取り壊されることになる「大手町一丁目三井ビルディング」を撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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(仮称)大手町1-1計画の進捗状況 2014年12月18日

2015年01月13日 08時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)大手町1-1計画 工事進捗率60% 2014年12月18日
皇居東御苑の正門である大手高麗門前、内堀通りと永代通りが交差している大手門前交差点の北東角の再開発工事「(仮称)大手町1-1計画」です。再開発計画はかつてこの場所に建っていたりそな・マルハビルと三菱東京UFJ銀行大手町ビルの2棟を建て替えるもので、それぞれが新たな超高層ビルに生まれ変わります。2012年6月11日に、東京都が都市再生特別地区の都市計画決定を告示しました。

プロジェクトの概要
りそな・マルハビルの建て替えは、三菱地所とJXホールディングスの共同事業として進めます。JXホールディングスは、完成後のビルに本社とグループ会社を移転する計画となっています。三菱東京UFJ銀行大手町ビルの建て替えは、三菱地所の単独事業として進められます。建設するビルは、敷地南側の「A棟」が地上22階地下5階建て、北側の「B棟」が地上29階地下5階建てで、総延べ床面積は約25万5000㎡の規模となります。りそな・マルハビルの跡地にA棟、三菱東京UFJ銀行大手町ビルの跡地にB棟が建ちます。A棟は2015年度、B棟は2016年度の完成を予定しています。

プロジェクトの特徴
A棟、B棟ともオフィスを主用途とし、1フロアあたりの面積はA棟が約2750㎡(約830坪)、B棟が約3300㎡(約1000坪)です。B棟の高層階には約120室のサービスアパートメントを設けます。このほか、A棟の1階に環境ビジネスを手がける企業・人材の情報拠点としてビジネス・エコシティ・センターを、地下1階に健康施設やランニングステーションを整備します。

災害時の電力供給については、重油を使用する非常用発電機に加え、中圧ガスと重油の2種類に対応するガスタービン発電機を設置します。敷地内に約50万リットルの大容量オイルタンクを備え、重油のみで72時間以上の供給を可能とします。水害対策としては、1階部分や周辺建物との地下接続部、重要な設備室に防水扉などを設置し、多重的に止水対策を講じます。このほか、皇居外苑堀の水質を改善する官民連携の取り組みとして、敷地内に水浄化施設と約3000㎥の貯留槽を整備します。堀に面して、約2800㎡の環境共生型コミュニティ広場も設けます。

A棟は、2013年2月に新築工事着工
大手高麗門側に建設される「A棟」の高層ビルは、既に約1年半前の2013年2月に着工しています。A棟の竣工予定は2015年11月となっています。

2014年4月中旬、B棟の建設工事着工開始とサービスアパートメントの運営事業者が決定する
2014年4月15日、三菱地所株式会社によって4月14日より、「(仮称)大手町1-1計画B棟」の新築工事に着手したとの報道発表がありました。大手町初の「住」機能として導入が決定していたサービスアパートメントの運営事業者として、シンガポールをはじめ世界23カ国で施設運営を行うThe Ascott Limited(アスコット社)の最高級ブランド「Ascott The Residence」の出店が決定しました。
三菱地所、「(仮称)大手町1-1計画B棟」新築工事着工 SUUMOジャーナル
http://suumo.jp/journal/2014/04/15/61169/



大手高麗門前から見上げた「(仮称大手町1-1計画」のA棟とB棟の完成予想図全景です。




竹橋側から撮影した再開発施設の高層ビル群の全景です。




りそな・マルハビルの跡地に建設されるのが「A棟」、三菱東京UFJ銀行大手町ビル跡地に建設されるのが「B棟」となっています。




A棟が純粋な高層オフィスビルなのに対し、B棟内にはオフィス以外に大手町初の「住」機能として導入が決定しているサービスアパートメントが入居することになります。




再開発敷地内には、約2800平方メートルの広さの「コミュニティ広場」が整備されることになります。

事業概要の詳細
開発名 大手町1-1計画A棟(仮称 りそな・マルハビル建て替え)
所在地 千代田区大手町1-1-2(住居表示)
最寄り駅 地下鉄大手町駅徒歩1分
面積 土地約6900㎡、延べ床約10万8000㎡
構造 階数(地上/地下):S・SRC造、22/5
用途 事務所、店舗、駐車場
事業主 三菱地所、JXホールディングス
設計者 三菱地所設計
施工者 鹿島、NIPPO
工期 2012年2月~2015年11月

開発名 大手町1-1計画B棟(仮称 三菱東京UFJ銀行大手町ビル建て替え)
所在地 千代田区大手町1-1-1(住居表示)
最寄り駅 地下鉄大手町駅徒歩1分
面積 土地約9300㎡、延べ床約14万7000㎡
階数(地上/地下) 29/5
用途 事務所、店舗、サービスアパートメント、地域冷暖房施設、駐車場
事業主 三菱地所
設計者 三菱地所設計
工期 2013年度~2016年度

ニュースリリース:ケンプラッツによる再開発工事の着工ニュース 2012年6月12日
【開発】三菱地所などが大手町1-1計画に着手、総延べ床25万平方メートル〈追加情報あり〉
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2012年6月12日 
「(仮称)大手町1-1計画」について
プレスリリース:三菱地所による報道資料 2014年4月14日 
「(仮称」大手町1-1計画B棟」新築工事着工のお知らせ



三井住友銀行本店ビル前、南東側から見上げて撮影した「大手町1-1計画A棟」の高層オフィスビルの全景です。高さが100メートルを超えて、目立つ存在となってきました。




交通量が非常に多い永代通りの大通り越しに、A棟の低層階部分をズームで撮影しました。




パレスビル前から(南側から)見上げて撮影しました。1フロアあたりの床面積が周囲のビルと比較して非常に大きいため、そばから見上げると、非常に迫力を感じますね。




永代通りの車の流れが途切れた瞬間を狙って、もう一度低層階部分を撮影しました。…あんな細い鉄骨で、巨大な構造物を支えることが出来るのですね。




永代通りと内堀通りが合流している「大手門交差点」前にやってきました。ここから「(仮称)大手町1-1計画」の再開発工事現場を見渡すことが出来ます。




(仮称)大手町1-1計画A棟のすぐ脇で修復工事中の皇居東御苑の「大手高麗門」の経過状況です。大手渡り櫓全体が工事用シートに覆われていて、まだ内部の状況は良くわかりません。




再開発工事現場のすぐそばにあるので、今後も「(仮称)大手町1-1計画」の記事を作る際にはセットで進捗状況を上げていきたいと思います。




大手門交差点前から見上げて撮影した「A棟」の高層オフィスビルの全景です。




大手門交差点の全景を撮影しました。交通量や人通りが非常に多い中で再開発工事が行われています。




大手門交差点前から低層階部分を撮影しました。




修復工事中の大手高麗門前から見上げて撮影した「A棟」の全景です。低層部分のカー連ウォールの取り付け作業が進んできていて、高層オフィスビルらしくなってきました。




大手高麗門の入り口前から永代通りの全景を撮影しました。永代通りの両側は、東京駅周辺の高層オフィスビル街が広がっていて、東京地下鉄東西線のトンネルが通っています。




再開発工事現場の敷地西側を通っている内堀通りを北へ向かって歩いて行きます。内堀通りの歩道内から低層階部分を撮影しました。




内堀通りに面した工事用資材の搬入口がたまたま空いていたので、内部を撮影しました。工事用の資材置き場やプレハブ小屋として活用されているのですね。




高さ100メートル以上に達しつつあるA棟の北側に広がっている「B棟」の建設工事現場の全景を撮影しました。2014年4月に工事が着工しています。




北西側から撮影した「B棟」の再開発工事現場の全景です。真新しいタワークレーンが2基展開しています。




巨大なA棟の北側に、地上29階・地下5階建ての高さ150メートル前後の高層複合ビルがこれから建設されます。オフィスフロアだけでなく、居住区フロアも設けられることになります。




東京地下鉄東西線の竹橋駅前の広場前から撮影した「(仮称)大手町1-1計画」の再開発工事現場の全景です。周囲の高層ビル群と比較してみても、目立つ存在となってきました。




この広場からも、B棟の建設工事現場を見渡すことが出来ますね。




再開発工事現場の地図です。

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