銀座大倉本館建て替え計画:取り壊し率100% 2014年12月18日
銀座二丁目交差点の北西角に建っている「銀座大倉本館」の建て替え計画です。1965年に竣工した地下3階地上9階建て延べ7107平方メートルの建物です。東京都が指定する緊急輸送道路沿道建物のため、耐震診断を実施。その結果、耐震性能の不足が判明し、同社は建て替えを選択しました。新たな建物は地下3階地上12階建て延べ約8000平方メートル規模の店舗や事務所による複合ビルとなります。2014年の3月末に閉館し、14年中に既存の建物を解体します。年明けから着工し、16年秋の開業を目指します。設計・施工は大成建設が担当します。
「大倉本館建替計画」
地名地番 東京都中央区銀座2-9ほか
住居表示 東京都中央区銀座2-6-12
主要用途 店舗、事務所
工事種別 新築
構造 地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎 直接基礎
階数(地上) 12
階数(地下) 3
延床面積(㎡) 8010
建築面積(㎡) 570
敷地面積(㎡) 633.34
建築主 中央建物株式会社
建築主住所 東京都中央区銀座3-4-1
設計者 大成建設株式会社一級建築士事務所
設計者住所 東京都新宿区西新宿1-25-1
施工者 大成建設株式会社東京支店
施工者住所 東京都新宿区西新宿6-8-1
着工 2015.1.1
完成 2016.8.31
備考 物販店舗、事務所ほか
ニュースリリース:日刊建設工業新聞の記事 2014年3月12日
中央建物/東京・銀座の大倉本館建替/設計とも大成建設、14年中に解体
ブルガリ銀座タワー店前から撮影した大倉本館跡地の全景です。
取り壊された本館内に入居していた高級ブティック「カルティエ」は、少し離れた場所で仮店舗で営業しています。
非常に人通りや交通量が多い中で建て替え工事が行われることになります。
再開発工事現場の地図です。