豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業「江東区 豊洲シビックセンター」:工事進捗率80% 2014年12月30日
地下鉄有楽町線とゆりかもめの豊洲駅前のIHI工場跡地最後の再開発で、江東区の出張所や文化センターなどが入る「シビックセンター」棟のほか、豊洲地区初のホテルが入る地上31階建てのA棟、地上23階のB棟などが建設されます。シビックセンター棟は2015年、全体は2017年完成予定となっています。
再開発計画の事業効果
〇東京の国際競争力の向上に寄与する業務機能を配置するとともに、施行地区中央に海と街とを結ぶ開放的な広場空間を整備する
〇現在の江東区豊洲文化センターの機能を更新し、行政及び文化機能を有したシビックセンターを整備することにより、豊洲地区の急激な人口増加に伴う行政機能の拡張と公益サービス機能の拡充を図る
〇シビックセンター・地下鉄豊洲駅・ゆりかもめ豊洲駅を一体として結ぶデッキを整備し、歩行者及び来訪者の利便性の向上を図る
〇仮庁舎で消防活動を行っている深川消防署豊洲出張所の機能更新を図る
完成予想図です。
再開発計画の配置図です。
「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」
1.事務所・商業棟
規模:延べ面積 (3棟合わせて)約25万9000平方メートル
用途:業務・商業施設
A・C棟 地下2階/地上35階 高さ約180メートル
B棟 地下1階/地上23階 高さ約140メートル
2.シビックセンター棟
規模:延べ面積 約15,490平方メートル 地下1階/地上12階塔屋1階 高さ 約70メートル
用途:公益施設
3.消防署棟
規模:延べ面積 約8,861平方メートル 地下1階/地上14階塔屋1階 高さ 約60メートル
プレスリリース:東京都発表の報道資料
豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の施行認可について
ニュースリリース:日刊建設工業新聞の記事 2014年7月24日
IHI、三井不/東京・豊洲2・3丁目地区開発/実施設計・施工を一括発注へ
ゆりかもめの終着駅である豊洲駅舎前に隣接して、「豊洲シビックセンター」の敷地が広がっています。豊洲シビックセンターの建物と、豊洲駅舎を結ぶペデストリアンデッキが現在建設中です。
豊洲公園の緑地帯前から(南東側から)見上げて撮影した豊洲シビックセンターの高層ビルの全景です。
高層ビルの頭頂部をズームで撮影してみると、「江東区 豊洲シビックセンター」の文字が打ち込まれていました。
出張所、文化センター、図書館などの地域住民向けの行政サービス施設が入っている豊洲シビックセンター、地上12階・地下1階建て、高さ70メートルの規模となっています。
広大な空き地が広がっている「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地の周囲の道路を散策していきます。この場所に3棟の高層複合ビルが建設されることになります。
空き地越しに、豊洲シビックセンターの高層ビルを撮影しました。
午後の時間帯の散策だったので、西日の強烈な光が南側壁面に照りつけていました。
シビックセンターの敷地南側の一角には、現在仮の建物となっている東京消防庁の庁舎が新たに建設されます。
3棟の高層複合ビルは、2015年度内に着工する予定となっています。
高層タワーマンションなどが何棟も建設されている豊洲地区ですが、現在も至る場所に広大な空き地が残されています。
再開発工事現場の敷地に沿って伸びている道路を歩いて行きます。
アーバンドック ららぽーと豊洲の商業施設前から撮影しました。
再開発工事現場内には雑草が伸び放題の荒れ地になっているみたいですね。
豊洲シビックセンターのテラス部分をズームで撮影しました。
最後に、豊洲センタービル前から「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の全景を撮影しました。
「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の地図です。