
屋内展望台のある52階フロアから専用エレベーターに乗車して、54階の機械室フロアへやってきました。これから屋上展望台の「東京スカイデッキ」へ向かいます。

屋内展望台の料金2500円に、500円の追加料金を支払うことで屋上展望台へ入ることができます。エレベーターに乗車する前に、バッグや貴重品等をロッカーへ預け、デジカメと携帯電話だけを所持して屋上展望台へ向かいます。

54階の機械室フロア内は、六本木ヒルズ森タワーの屋上機器が置かれている専用フロアとなっています。エレベーターホールの脇には、2000リットルの容量を誇る灯油タンクが設置されています。

東京ガスによる発電および熱供給設備(六本木エネルギーサービス)を持ち、それに加えて東京電力のバックアップと灯油による自家発電という三重の電源確保の体制が敷かれているそうです。

エレベーターホールから機器内通路を道なりに沿って歩いて行きます。

この日の東京都心部は32度越えの真夏日であり、六本木ヒルズ森タワー内の空調はフル稼働しているようでした。そのため、機器内通路の周辺は、ものすごい轟音が鳴り響いていました。

通路の終点には、鉄製の階段が整備されています。この階段を登れば、屋上展望台の「東京スカイデッキ」に上がることができます。

この日の東京都心部の上空は雲一つない快晴の青空だったので、展望が期待できそうです。南側から湿った空気が流れ込んできているのは少し気になりますね。

屋上展望台の「東京スカイデッキ」にやってきました。屋上展望台内は、ヘリポートを取り囲むようにウッドデッキが整備されていて、南側から反時計回りに散策していきます。

南側から屋上ヘリポートの全景を撮影しました。たまにですが、本物のヘリコプターが着陸してくることもあるらしいです。

前述の通り、この日の東京都心部は32度越えの真夏日であり、屋上展望台内も強烈な暑さかもしれないと覚悟していました。ところが、南側から風が絶えず吹きさらされていて、そんなに暑さは感じませんでした。

高層オフィスビルの屋上南側に展開している、壁面ガラスの清掃用のクレーンを撮影しました。この日は壁面ガラスの清掃作業は行われていないようでした。

屋上南側の鉄骨群の全景を撮影しました。避雷針やパラボナアンテナ、監視カメラ群、作業用通路などが整備されています。

東京スカイデッキより南東方向(JR品川駅方向)です。JR品川駅周辺やJR田町駅周辺の高層オフィスビル群や高層タワーマンション群が広がっているのが見えます。

JR品川駅の港南口(東口)の一帯に広がる「品川インターシティ」「品川グランドコモンズ」の高層オフィスビル群をズームで撮影しました。奥には羽田空港の広大な滑走路群が整備されいるのが見えます。

JR品川駅の一つお隣のJR大崎駅一帯をズームで撮影しました。大崎駅も東京周辺の副都心の一つとして、高層オフィスビル街が形成されつつありますね。