
(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー:取り壊し率70% 2017年1月3日
2014年6月の虎ノ門ヒルズの開業によって、周辺の再開発の機運が高まってきている虎ノ門地区です。森ビルによる自社ビル(ナンバービル)の建て替え事業の一つとして、虎ノ門ヒルズの敷地北側、「虎ノ門10森ビル」も含めた複合再開発です。2014年6月以降に地権者で再開発準備組合を立ち上げる予定となっています。虎ノ門一丁目地区再開発計画は「虎ノ門10森ビル」や「西松建設本社ビル」などを含む、周辺の敷地面積約10000平方メートルを対象に進められています。
2016年4月13日、森ビルによって虎ノ門ヒルズ森タワーの周囲に、3棟の超高層ビルを新たに建設する計画を発表されました。総事業費は4000億円。2019年度から2022年度にかけて相次いで竣工することになります。虎ノ門ヒルズ森タワーを含む4棟の延べ床面積は80万平方メートル、オフィス床面積は30万平方メートル、住宅800戸の規模となります。
虎ノ門10森ビルや西松建設本社ビル、その他雑居ビルなどが建っていた虎ノ門ヒルズ盛りタワーの敷地北側の街区には、地上36階地下3階建て、高さ183メートル、延べ床面積17万3000平方メートルの「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」が建設されます。2016年度中に着工し、2019年度の完成を目指します。

虎ノ門ヒルズの全体像を北から見ます。2014年に完成した虎ノ門ヒルズ森タワーの周囲に、超高層ビル3棟が加わります(資料:森ビル)

各ビルの位置図です(資料:森ビル)

虎ノ門ヒルズビジネスタワーの外観です。設計は森ビル、外観デザインはドイツの設計事務所、インゲンホーフェン・アーキテクツが担当します(資料:森ビル)

虎ノ門ヒルズビジネスタワーの低層部です(資料:森ビル)
虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業(A-1街区)
所在地 港区虎ノ門一丁目の一部
敷地面積 約10100㎡
延床面積 約173000㎡
用途 事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等
階数 地上36階・地下3階建て
高さ 183メートル
着工 2016年(予定)
竣工 2019年(予定)
構造 S造(一部SRC造、RC造)
設計 森ビル株式会社
デザイナー (外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ (内装)ワンダーウォール ほか
ニュースリリース:日経アーキテクチュアの特集記事 2016年4月14日
東京大改造 虎ノ門ヒルズに超高層3棟、地下鉄新駅と一体開発
ニュースリリース:日系不動産マーケット情報の特集記事 2016年4月14日
【開発】森ビルが虎ノ門に超高層3棟4000億円、外需呼び込めるか
プレスリリース:森ビル株式会社の公式ホームページ内
(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー

新年明けましておめでとうございます。2017年初めの記念すべき第一記事は、(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワーから始めていきます。東京の風景写真ブログを作っていく中において、今後の東京の未来を考えていく上で、この場所こそが新年の東京風景を飾るのに一番ふさわしいでしょう。愛宕通りの「西新橋交番前交差点」前にやってきました。「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業(A-1街区)」の再開発工事現場の敷地の北東角の場所です。

交差点角に建っていた「虎ノ門10森ビル」が完全に解体されたことによって、再開発工事現場の敷地南側に建っている「虎ノ門ヒルズ森タワー」の高層オフィスビルを綺麗に見渡すことができるようになりました。

再開発工事現場の敷地北側を通る道路を歩いていきます。虎ノ門10森ビルと12森ビルは完全に解体されていて、上の画像の「虎ノ門5森ビル」が解体工事中でした。後2カ月ほどもすれば、綺麗な更地になりそうですね。

虎ノ門5森ビル敷地前から振り返って「虎ノ門10森ビル」「虎ノ門12森ビル」の跡地の全景を撮影しました。

「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」の再開発工事現場の敷地西側を通っている道路の全景を撮影しました。周囲は、港区虎ノ門一丁目地区のオフィスビル街が広がっています。

北西側から「西松建設本社ビル」の跡地の全景を撮影しました。建物が文字通り消滅したことによって、虎ノ門ヒルズ森タワーの高層オフィスビルの低層階部分を見渡すことができるようになりました。

西側から、西松建設本社ビルの敷地北側に建っている「日本提督教団芝教会」の解体工事現場の全景を撮影しました。再開発工事現場の東側(愛宕通り側)に建っている建物群を見渡すことができるようになりました。

南西側から「虎ノ門12森ビル」の解体工事現場の全景を撮影しました。

再開発工事現場の敷地の南東角の「西新橋二丁目西交差点」前にやってきました。交差点前に建っている「虎ノ門TBLビルディング」の解体工事現場の全景を撮影しました。

再開発工事現場の南西角の虎ノ門ヒルズ森タワー正門入り口前にやってきました。南西側から「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」の再開発予定地の全景を撮影しました。

南側から、再開発工事現場の敷地西側を通っている道路を撮影しました。

正門入り口前から、虎ノ門TBLビルディングの解体工事現場の全景を撮影しました。

虎ノ門10森ビルや西松建設本社ビルなど、4区画の敷地が再開発工事現場です。