緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

(仮称)八重洲二丁目中地区再開発地区の現在 2017年1月12日

2017年01月19日 06時00分00秒 | 再開発・中央区


八重洲二丁目中地区(都市再生特別地区):計画段階中 2017年1月12日
三井不動産と鹿島建設、ヒューリックの3社を中心となって進められている八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業です。再開発区画の場所は中央区の八重洲二丁目地区、JR東京駅の八重洲南口前の一角であり、八重洲三井ビルやヒューリック京橋ビル、八重洲ブックセンター、常和八重洲ビル(ユニゾ八重洲ビル)などが建ち並んでいる区画です。地上46階・地下4階建て、高さ約240メートル、延床面積約418,000平方メートルの超巨大な超高層複合ビルが建設されます。2020年(平成32年)に再開発工事に着工し、2023年(平成35年)に竣工予定となっています。

再開発計画の方向性として(都市再生への貢献)
1)東京駅前の交通結節機能の強化
①国際空港や地方都市を結ぶ大規模バスターミナルの整備
②東京駅と周辺市街地を結ぶ歩行者ネットワーク及び地域に開かれた広場の整備
2)国際競争力を高める都市機能の導入
①外国人子女の教育環境の整備
②外国人の多様なニーズに対応した滞在機能の整備
③エリアマネジメントの実施によるまちの魅力・活力の向上
3)環境負荷低減と防災対応力強化
①エネルギーネットワークの構築等による環境負荷低減
②地区間のエネルギー連携等による災害時支援機能の強化

八重洲二丁目中地区における景観形成の方針
方針①国際都市東京にふさわしい都市景観の形成
■周辺の高層建物群と調和した象徴性のあるスカイラインの形成
■東京駅前の象徴性と先進性を表現する、ガラス基調の高層部デザインにより、周囲と調和した駅前3地区の群造形を形成

方針②周辺の街並みや賑わいと調和した、まちの玄関口としての景観形成
■周辺の高層建築物と調和し圧迫感の低減に配慮した高層部デザイン
■概ね30メートルの表情線の連続と低層部の分節化による統一感のある
街並み形成
■沿道の賑わいの連続性に配慮した低層部デザインと駅前の顔づくり

方針③まちへ開かれた立体的な歩行者空間・広場空間の整備により賑わいあるまちの回遊拠点を形成
■東京駅・京橋駅・バスターミナルと周辺市街地をつなぐ、分かり易い歩行者空間の形成
■柳通り側の屋外広場やステップガーデン等のまちへ開かれた賑わいと憩いのある立体的な広場空間の形成
■通りごとの特性を活かした沿道景観形成と立体的な緑化空間の創出


行幸通りから見渡した八重洲二丁目中地区と、周辺です。


外堀通り沿いの低層部イメージです。


鍛冶橋通り・柳通り交差点付近の低層部イメージです。


外観イメージです。

八重洲二丁目中地区(都市再生特別地区)
計画地の位置:東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番及び7番
地域地区等:商業地域、防火地域、駐車場整備地区、
日本橋・東京駅前地区地区計画
指定容積率:800%
基準建ぺい率:80%(防火地域内の耐火建築物により100%)
都市再生特別地区の区域面積:約2.2ヘクタール
計画容積率:1670%
建築物の高さの最高限度:GL+240メートル
敷地面積:約19500㎡
延べ面積(容積対象延べ面積):約418000㎡(約325650㎡)
主要用途:事務所、店舗、居住・滞在施設(サービスアパートメント等)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場等
階数/最高高さ:地上46階・地下4階/約240メートル
駐車等台数:自動車(うち荷捌き) 840台(39台)
        自動二輪 35台
        自転車 400台
着工(予定):平成32年度
竣工(予定):平成35年度

プレスリリース:内閣府地方創生推進事務局のホームページ内から
都市再生特別地区(八重洲二丁目中地区) 都市計画(素案)の概要



国道15号線(中央通り)の京橋交差点から、西側へ向かって伸びている「鍛冶橋通り」を歩いていきます。JR東京駅八重洲南口方面へ向かっていくと、前方に「八重洲二丁目中地区」の再開発区画の建物群が見えて来ました。




東京スクエアガーデンの敷地前から「ヒューリック京橋ビル」のオフィスビルを見上げて撮影しました。八重洲二丁目中地区の再開発区画内の南東角に位置している建物です。




南東側から、八重洲二丁目中地区の再開発区画の敷地南側に林立しているオフィスビル群を撮影しました。八重洲二丁目共同ビルや明治安田生命八重洲ビル、八重洲三井ビルなどが建ち並んでいます。




南西側からヒューリック京橋ビルのオフィスビルの全景を撮影しました。




八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の区画の南西角の「鍛冶橋交差点」前にやってきました。再開発工事区画の敷地西側は、外堀通りとJR東京駅八重洲口が広がっています。




南西側から八重洲二丁目中地区の再開発工事区画の全景を撮影しました。正面に写っているのは、再開発計画の主体の一つとなっている「八重洲三井ビル」です。三菱地所の総本山である丸の内地区に対して、こちら八重洲口側は三井不動産の牙城となっています。




2000年代前半から三菱地所のマネジメントによって高層化に伴う再開発が進められてきた丸の内地区に対して、八重洲口側は取り残されてきた印象がありました。2010年代後半から、三井不動産の逆襲が始まることになります。




外堀通りの歩道を北側へ向かって歩いていきます。八重洲二丁目中地区の再開発区画の敷地西側のオフィスビル群を撮影しました。日本一利便性の高い場所にあるはずの八重洲二丁目地区内ですが、どうも今まで影が薄かった印象があります。




再開発区画内に含まれている「八重洲ブックセンター」の建物を南西側から撮影しました。2004年9月に、丸の内オアゾ内に「丸善丸の内本店」開業以来、私は全く行かなくなってしまった八重洲ブックセンターですが、再開発工事でこの書店はどうなってしまうのでしょうか。




南西側から、再開発区画の北西角に建っている「ユニゾ八重洲ビル(以前の常和八重洲ビル)」を撮影しました。八重洲口前のランドマークの建物の一つだったのですが、ついに取り壊されてしまうのですね。




インターネットで調べてみても、この八重洲ブックセンターは廃業するのか、再開発に伴って新装開業するのか情報が出て来ません。仮に、もし再開発ビル内に再出店するのであれば、丸善丸の内本店以上の魅力がある書店になってほしいですね。




北西側から「ユニゾ八重洲ビル(以前の常和八重洲ビル)」のオフィスビルの全景を撮影しました。旧・新光証券本社であり、現在は後継会社のみずほ証券の拠点のひとつとして活用され、 本店営業第一部・第二部などが置かれています。




ユニゾホールディングス株式会社のホームページを調べてみると、2015年7月1日に常和不動産株式会社から社名を変更したと書いてありました。




ユニゾ八重洲ビルの敷地北側を通っている「京橋宝通り」を撮影しました。八重洲二丁目中地区の再開発区画の敷地北側を通っている道路になっています。




JR高速バス乗り場内から八重洲二丁目中地区の区画内を見渡して撮影しました。2023年に地上46階・地下4階建て、高さ240メートルの高層オフィスビルが誕生することになります。




外堀通りに設置されている横断歩道を渡って、ユニゾ八重洲ビル前にやってきました。建物の敷地前から西側一帯を見渡してみると、JR東京駅八重洲口前のグランルーフの大屋根が展開しています。




八重洲ブックセンターの正面玄関を撮影しました。3年後には解体されてしまうので、少し店内に入ってみました。丸善丸の内本店と比べると欠点だらけのこの書店ですが、「無くなってしまう」と思うと感傷に浸ってしまいました。




ユニゾ八重洲ビルの敷地南側を通っている「京橋宝通り」の一方通行道路を撮影しました。この京橋宝通りを東側(京橋側)へ向かって歩いていきます。




京橋宝通りの西端部前から、外堀通りの一帯を見渡して撮影しました。




京橋宝通り内を東側へ向かって歩いていきます。周囲は、中央区の八重洲二丁目地区内のオフィスビルや雑居ビルなどが密集して建ち並んでいます。




JR東京駅の八重洲南口から歩いて1分以内という、立地条件としては日本一の場所だと思うのですが、その辺りにある地方都市の駅前繁華街の雰囲気と変わらない風景が広がっています。




北東側からユニゾ八重洲ビルのオフィスビルの全景を撮影しました。




同じ場所から、八重洲南口前に建っているグラントウキョウサウスタワーの高層オフィスビルの全景を撮影しました。




再開発工事区画の北東角、東西方向に通っている京橋宝通りと、南北方向に通っている日本橋仲通りとの交差点前にやってきました。




上記の交差点前から、八重洲二丁目中地区の再開発区画の敷地東側を通っている日本橋仲通りを撮影しました。この日本橋仲通りは、別名「日本橋柳通り」とも呼ばれています。




東側から、京橋宝通りの一つ南側を平行している通りを撮影しました。八重洲ブックセンターとユニゾ八重洲ビルの間を通っている道路ということになります。




開業したばかりの「京橋エドグラン」の敷地前にやってきました。敷地前から、八重洲二丁目中地区のオフィスビルや雑居ビルの建物群を見渡して撮影しました。




京橋エドグランの敷地西側前から、八重洲南口方面へ向かっている道路を撮影しました。




この界隈はオフィスビル街以外に、オフィスビル街の中で働いている人たち向けの飲食店なども設置されています。




北東側からヒューリック京橋ビルと周辺の建物群を撮影しました。




八重洲二丁目内の6地区内の建物群を撮影しました。




京橋エドグランの敷地前から、グラントウキョウサウスタワーの全景を撮影しました。




八重洲二丁目中地区の地図です。

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