緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

東京駅前 常盤橋街区再開発プロジェクト地区の現在 2015年10月8日

2015年10月26日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


東京駅前 常盤橋街区再開発プロジェクト地区の現在 2015年10月8日
三菱地所が東京駅の日本橋口前に建設予定の高層オフィスビル群の再開発区画です。三菱地所によって行われる再開発計画の名前は「常盤橋街区再開発プロジェクト」と呼称されていて、3.1ヘクタールの再開発区画内に4棟の建物が建設されます。現在の区画内には日本ビルヂング、朝日生命大手町ビル、JXビル、パソナグループ本部ビルや広場などがあります。大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第4次事業にあたるもので、総延床面積68万平方メートルの大規模複合プロジェクトとなっています。地権者は三菱地所のほか、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、独立行政法人都市再生機構などで、三菱地所が代表として再開発事業の施行予定者となります。計画地を含む街区は都市再生特別地区の指定を受けており、容積率は現行の1300%から1510%への増加が見込まれています。

地上61階建て、高さ約390メートルと、地上37階建て、高さ約230メートルの高層オフィスビルをコアとして、敷地内には大規模広場や商業施設などが整備されます。

A棟:地上37階・地下5階建て 高さ約230m 延べ面積約140,000㎡ 2018年度着工・2021年度竣工 
B棟:地上61階・地下5階建て 高さ約390m 延べ面積約490,000㎡ 2023年度着工・2027年度竣工
C棟:地下4階建て 延べ面積約20,000㎡ 2018年度着工・2027年度竣工
D棟:地上9階・地下3階建て 高さ約65m 延べ面積約30,000㎡ 2017年度着工・2022年度竣工

プロジェクトの特徴
1.広域的な都市基盤の更新・歩行者ネットワーク・広場等の更新
(1)下水ポンプ場・変電所・都市計画駐車場の更新・再構築
(2)東京駅・周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークの整備
(3)常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場・親水空間の整備
2.国際競争力強化を図る都市機能の整備
(1)「東京国際金融センター」構想の実現に資するビジネス交流機能の導入
(2)国際都市東京の魅力を高める都市観光機能の導入
3.高度防災都市づくりと環境負荷低減
(1)災害復旧活動の拠点となる広場整備と帰宅困難者対策
(2)自立・分散型エネルギーの導入と水の自立化
(3)省エネルギー化による環境負荷低減

再開発事業の経緯と今後
2015年度中 国家戦略特別区域計画の内閣総理大臣認定(予定)
2016年度 事業認可・権利変換認可手続
2017年度 D棟着工(再開発事業開始)
2018年度 A棟着工、C棟着工
2021年度 A棟竣工
2022年度 D棟竣工
2023年度 B棟着工
2027年度 B棟竣工、C棟竣工(全体竣工)


外観イメージ(日本橋側から)です。


大規模広場のイメージ(東京駅側)です。


再開発計画の現況配置図と計画配置図です。


再開発計画の断面図です。

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2015年8月31日
「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について
ニュースリリース:ケンプラッツ発表の記事 2015年9月3日
【開発】総延べ床68万m2、三菱地所の常盤橋街区再開発
プレスリリース:首相官邸内閣府地方創生推進室 第6回 東京都都市再生分科会 配布資料 2015年8月31日
資料1 都市計画(素案)大手町地区(D-1街区) PDF



千代田区の内神田三丁目地区の「竜閑橋交差点」前から撮影した「常盤橋街区再開発プロジェクト」の大規模再開発地区の全景です。手前側には首都高速都心環状線の道路高架橋が通っています。




この辺りは神田地区と大手町地区の境目のような場所です。竜閑橋交差点前から再開発工事地区へ向かって散策していきます。JR在来線や東北上越新幹線の高架橋の下を通り抜けていきます。




東北上越新幹線の鉄道高架橋に沿って南側へ向かって歩いて行くと、「JFE商事ビル」が見えてきました。常盤橋地区の再開発工事に伴って、この古いオフィスビルも取り壊されることになり、跡地は「常盤橋公園」の緑地帯の拡大部となります。




再開発地区の北西角の交差点前にやってきました。ここから「日本ビルヂング」のオフィスビルの全景を撮影しました。「常盤橋街区再開発プロジェクト」の街区の中の中核的存在となっています。




日本ビルヂングの敷地西側を通っている道路を撮影しました。この道路を南側へ向かって歩くと、JR東京駅の日本橋口前に出ることが出来ます。




日本ビルヂングの敷地北側を通っている道路を歩き、日本銀行本店方向へ向かいます。そばには「常盤橋公園」の緑地帯が広がっていて、工事用フェンスが設置されていました。




日本ビルヂングの敷地北側に設置されている地下駐車場「日本パーキングセンター」の入り口を撮影しました。老朽化が進んできていることから、この地下駐車場も再開発工事に合わせて更新工事が行われることになります。




日本橋川に架橋されている「常盤橋」の西岸部の交差点前にやってきました。この辺りの道路も建物も高度経済成長期に整備されたらしく、全てが老朽化してくたびれている雰囲気ですね。




東岸部から振り返って「常盤橋公園」の緑地帯を撮影しました。広場の中には「渋沢栄一像」が設置されていて、現在は工事用フェンスで周りを囲まれていました。




日本ビルヂングの敷地北側を通っている道路ですが、大手町地区と日本橋地区を結ぶ「抜け道」的な存在になっていて、車の交通量が意外と多かったです。




日本ビルヂングとJXビルの間を通っている通路を北側から撮影しました。三菱地所の再開発の完成予想図を眺めてみると、この場所には2棟の高層オフィスビルに囲まれる形の「大規模広場」が整備されることになります。




日本橋川に架橋されている「常盤橋(ときわばし)」を渡っていきます。この常盤橋も老朽化が進んできているように見えますが、再開発工事と併せて架け替えられたりしないのでしょうか。




常盤橋の上から「常盤橋公園」の緑地帯を撮影しました。この公園も老朽化が進んでくたびれた雰囲気となっていますが、再開発工事によって再整備されることになります。




外濠通りの「常盤橋交差点」前にやってきました。交差点前から「日本ビルヂング」の全景を撮影しました。このビルの跡地を中心に地上61階・地下5階建て、高さ約390メートルの「B棟」が建設されます。




再開発区画の東側(日本橋側)に建っている「JXビル」「大和呉服橋ビル」を撮影しました。これらの跡地には地上37階・地下5階建て、高さ約230メートルの「A棟」が建設されます。




南東側から撮影した「常盤橋」の橋梁の全景です。すぐそばには東京地下鉄半蔵門線の三越前駅が設置されていて、場所的にはあまり東京駅前のイメージが薄い場所ですね。




常盤橋交差点前には「日本銀行本店」の建物群が広がっています。三菱地所のライバルである三井不動産の本社や、三越百貨店本店などが集まっていまるエリアとなっています。




常盤橋交差点から外濠通りを南側へ向かって歩いて行きます。再開発区画の敷地東側を通る道路に相当します。「大和呉服橋ビル」を見上げて撮影しました。壁面が緑化されていますね。




同じ場所から振り返って、常盤橋交差点方向を撮影しました。手前側を日本橋川が東西方向に通っていて、真上には首都高速都心環状線が通っています。




外濠通りと永代通りが交差している「呉服橋交差点」前から撮影した「常盤橋街区再開発プロジェクト」の再開発街区の全景です。正面に写っている全ての建物群が今後、撤去されることになります。




呉服橋交差点前から「大和呉服橋ビル」の全景を撮影しました。地上9階・地下3階建てで、1956年(昭和31年)5月に竣工したオフィスビルであり、来年で60年目になるわけですね。




交通量が非常に多い永代通りを西側へ向かって散策していきます。以前の再開発記事でご紹介した「新鉄鋼ビルディング」の再開発工事に合わせて、永代通り内も工事が行われています。




南東側から撮影した「日本ビルヂング」の全景です。地上14階・地下4階建て、高さ51メートルの規模となっていて、1962年(昭和37年)7月に竣工しました。こちらも完成後約50年以上経過していることになります。




日本ビルヂングとJXビルの間を通っている広場の全景を南側から撮影しました。前述の通り、再開発工事の中ではこの場所に「大規模広場」が整備されることになります。




2000年代後半まで日本ビルヂング内には日立製作所の電力事業本部や日本水産の本社機能が入っていましたが、現在はそれぞれ豊洲地区や西新橋地区へ移転してしまいました。




現在は信越半導体、信越化学工業半導体事業部、ルネサスエレクトロニクス、JFE物流、三越大手町別館、パソナなどのテナントが建物内に入っています。




1990年代から2000年代にかけては、東京駅周辺のオフィスビル街から主要な大企業が次々と他地域へと流出していく時代でした。東京駅周辺に建っているのは築50年近く経っているオフィスビルばかりであることもその流れを加速させました。




東京駅周辺を総本山とする三菱地所が今回の壮大な再開発計画の立ち上げを始め、丸の内や大手町で次々と高層ビルを建設しているのも、その危機意識があってのことと思われますね。




日本ビルヂングの敷地前から振り返ると、JR東京駅の日本橋口が目の前に広がっています。




日本ビルヂングの敷地東側に建っている「JXビル」を撮影しました。1970年(昭和45年)2月の完成当初の名称は「新日鉄ビルヂング」であり、新日本製鐵が本社を置いていましたが、同社は2009年に丸の内パークビルディングに移転しています。




地上20階・地下5階建て、高さ84メートルの規模となっていて、現在は新日本石油と新日鉱ホールディングスの統合持株会社として発足したJXホールディングスが入居しています。




日本ビルヂングの敷地南側の歩道を散策していきます。この辺りは歩道部分の道幅が非常に広く確保されています。




永代通り越しに、JR東京駅の日本橋口を撮影しました。日本橋口の周辺は既に再開発による高層化が進んできています。




再開発街区の南西角に建っているのが「朝日生命大手町ビル」です。その名前の通り、朝日生命保険の本社機能が入居しています。




朝日生命大手町ビルの高層オフィスビルを見上げて撮影しました。地上29階・地下4階建てで、高さ110メートルの規模となっていて、1971年8月に竣工しました。




東京駅周辺の高層化が始まる1990年代までは、この辺りでは最も高くて目立つ高層オフィスビルだったのですが、遂に取り壊されることになりました。




「常盤橋街区再開発プロジェクト」の地図です。

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大手町二丁目地区再開発事業の進捗状況 2015年10月8日

2015年10月25日 06時01分00秒 | 再開発・千代田区


大手町二丁目地区再開発事業:工事進捗率1% 2015年10月8日
大手町のオフィスビル街の北端部に位置している東京国際郵便局や日本郵政公社東京支社、東京遁信博物館(ていぱーく)などが入っている遁信ビルや東京国際郵便局の建て替え工事です。2014年の夏季頃から、解体工事のための工事用フェンスの設置工事が始まっています。3つのオフィスビル跡地には、高さ179メートルと170メートルの2棟の高層オフィスビルが建設され、国内最高水準の通信環境を整備して「国際的なビジネスセンター」としての機能を強化することになります。

延べ床面積は34万6000平方メートルで、2015年6月の着工、2018年5月の完成を予定しています。

本事業の特徴
1)国内最高水準の通信環境の整備による国際的なビジネスセンターの機能強化
  1.国際最高水準の情報通信基盤の整備
  2.大手町地区の国際カンファレンス機能の強化
2)大手町地区の業務継続能力の向上
  1.大手町地区における地域冷暖房施設のループ化の実現
  2.災害時の業務継続を可能とする自立性の高い電源の導入(ガスコジェネレーション、非常用発電機)
  3.帰宅困難者を受け入れ支援する災害対応能力の強化(一時滞在施設、防災備蓄倉庫)
3)うるおいのある快適な都市基盤の創出
  1.大手町と神田をつなぐセントラルプロムナードと日本橋川を渡る人道橋の整備
  2.サンクンガーデンの整備等による魅力ある立体的都市広場の形成



再開発計画の配置図です。




断面図のイメージです。




南西側から見た完成予想図です。


再開発事業の概要
所在 東京都千代田区大手町二丁目1番17から34
用途 事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積 約19,900㎡
延床面積 約354,000㎡(A棟:約202,000㎡ B棟:約152,000㎡)
建物構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
建物規模 A棟:地上35階、地下3階 B棟:地上32階、地下3階
建物高さ A棟:約178m B棟:約163m
建築主 A棟:NTT都市開発㈱ B棟:都市再生機構
設計 A棟:㈱日本設計 B棟:㈱大林組
監理 A棟:㈱日本設計 B棟:日本設計・NTTファシリティーズ共同企業体
施工 A棟:㈱竹中工務店 B棟:㈱大林組
建築工事期間 平成27年5月15日~平成30年7月(予定)

再開発事業のスケジュール
2014年3月 権利変換計画認可(予定)
2015年6月 工事着手(予定)
2018年5月 建物竣工(予定)
2019年3月 事業完了(予定)

プレスリリース:NTT都市開発株式会社他発表の報道資料 2015年5月11日
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事着工のお知らせ



南西側から、「大手町ビルディング」の敷地前から撮影した「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の全景です。手前側にA棟が、奥にB棟が建設されることになります。




正面に建っている「NTT大手町ビル」「NTT大手町ビル別館」の2棟のオフィスビルは、再開発の対象外となっています。




再開発工事現場の敷地南側を通っている道路を東側(常盤橋側)へ向かって散策していきます。大手町地区と日本橋地区を結ぶ「抜け道」となっているので、交通量が多かったです。




かつてこの場所に建っていた「NTT本社ビル」が解体されたことによって、背後の「大手町フィナンシャルシティ」の高層オフィスビル群を綺麗に見渡すことが出来るようになりました。




南側から撮影した「A棟」の建設工事現場の全景です。A棟は地上35階・地下3階建て、高さ178メートルの規模となっています。




敷地南側を通っている道路脇には、高層オフィスビルの「モックアップ」壁面と呼ばれている巨大な模型が設置されていました。




敷地南側に設置されている工事用資材搬入口を撮影しました。




南東側から撮影した「A棟」の建設工事現場の全景です。




「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の南東側の交差点前から全景を撮影しました。背後には大手町地区の高層オフィスビル群が広がっています。




敷地の東側の「B棟」の建設工事現場の全景を撮影しました。地上32階・地下3階建て、高さ163メートルの規模となっています。




B棟の建設工事現場をズームで撮影しました。現在も地下部分の工事が続けられています。




工事自体は2015年6月から始まっていて、2棟の高層ビルが竣工するのは2018年5月の予定となっています。




再開発工事現場の敷地南側を通っている道路の全景を撮影しました。




再開発工事現場の敷地東側を通っている道路を撮影しました。すぐそばにはJR中央快速線の鉄道高架橋が通っています。




この先の「大手町川端緑道」の遊歩道ですが、通行禁止となっていました。




再開発工事現場の地図です。

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大手町一丁目第3地区 B棟(星のや東京)の進捗状況 2015年10月8日

2015年10月25日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業B棟 工事進捗率60% 2015年10月8日
2012年10月に竣工した大手町フィナンシャルシティの敷地の西側に広がっている街区の再開発工事です。かつてこの場所に建っていた公庫ビル、新公庫ビルと旧日本政策投資銀行本社ビルは現在は取り壊されていて、既に新しい高層オフィスビル2棟の建設工事が始まっています。2013年10月28日に東京都は、三菱地所が千代田区で高層ビル2棟を建設する「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の施行を認可しました。三菱地所は2014年3月に権利変換計画認可を取得した上で、同年4月の着工、16年4月の竣工を目指します。

大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業について
2003年1月に都市再生本部において決定された「都市再生プロジェクト(第5次決定)に基づくもので、大手町地区の再生を目的として取り組みが始まりました。旧大手町合同庁舎1・2号館跡地を種地として活用し、独立行政法人都市再生機構の施行による区画整理事業の換地の手法を用い、場所を変えながら複数階にわたり段階的かつ連続的な建て替えを推進し、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指すものです。

プロジェクトの概要
新設する高層ビル2棟のうち、事務所棟はSRC・S一部CFT造地下4階地上31階建て(最高高さ約168メートル)となります。宿泊施設棟はSRC・RC一部S造地下3階地上18階建て(最高高さ約88メートル)で、免震構造を採用します。2棟の総延べ床面積は20万5354平方メートルの規模となります。設計・監理は三菱地所設計・NTTファシリティーズJV、施工は戸田建設が担当します。宿泊施設棟は「高級旅館」をコンセプトとし、敷地内で掘削して温泉を引き込みます。総事業費は1139億円となっています。

1.国際競争力の強化に資するビジネス支援施設の整備
海が行き量の進出を支援する「(仮称)海外企業等支援センター」や、国際水準の宿泊施設を整備します。宿泊施設は、世界に向け日本文化の魅力を発信する星野リゾートの最高級ブランド「星のや」が、同社初の都市型施設として進出します。

2.高度防災都市づくりへの取り組み
上記宿泊施設を免震構造とし、災害時の災害活動要員等の滞在スペースとしての役割も持たせるほか、電力と水(上下水道)の自立型システムの構築、温泉掘削、帰宅困難者等の受け入れ機能の強化を行います。

3.良好な都市基盤・都市環境の構築
丸の内仲通り機能の延伸や、約700台収容の駐輪場の整備等を行います。

宿泊施設棟には、軽井沢の高級旅館「星のや東京」が進出予定
2013年の3月末、京都、軽井沢、沖縄に日本旅館を展開している「星のや(本社は軽井沢)」が、この再開発施設内の宿泊施設棟内に出店する報道発表がありました。地上18階地下3階建て、高さ約90メートルの高層ビル内には84の純和風客室や日本食レストランなどを備え、天然温泉の浴場も設けられます。



神田鎌倉橋方面からの外観イメージパースです。




B棟(宿泊施設棟)の外観イメージパースです。

計画概要
所在地 東京都千代田区大手町1-5-5(地番)
主要用途 事務所・宿泊施設・店舗・駐車場・地域冷暖房施設等
敷地面積 約11200㎡
延床面積 約205000㎡
階数 
A棟(事務所棟):地下4階、地上31階、最高高さ 約170m
B棟(宿泊施設棟):地下3階、地上18階、最高高さ 約90m
新築工期 2014年度~2016年度(予定)
事業手法 土地区画整理事業、市街地再開発事業

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2013年3月15日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」始動
プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2014年4月2日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」着工



「大手町フィナンシャルシティ」の高層オフィスビル街の敷地西側を通っている遊歩道を南側へ向かって散策していきます。




同じ大手町フィナンシャルシティグランキューブの高層オフィスビルが開業を迎えると、この遊歩道部分も拡幅されることになります。




グランキューブの巨大な構造物の背後に建っている「星のや東京」の建物が見えてきました。




北東側から撮影した「星のや東京」の高層ホテル棟の全景です。地下3階・地上18階建て、最高さ約90メートルの規模となっています。




北東側から低層階部分の全景を撮影しました。現在は工事用シートで覆われている状態です。




1基の工事用タワークレーンが展開しています。




同じ場所から振り返って、遊歩道の全景を撮影しました。




星のや東京の敷地前にやってきました。




周辺は人通りは全くありませんでした。




東側から高層ビル群を見上げて撮影しました。




同じ場所から振り返って、遊歩道方向を撮影しました。




星のや東京の敷地東側を通り抜けていきます。




南東側から、東京サンケイビル前から撮影した「星のや東京」の全景です。南北方向に細長い敷地内に建っています。




同じ場所から低層階部分を撮影しました。




頭頂部を見上げて撮影しました。




敷地境界のギリギリまで建物が建っているように見えます。




星のや東京の敷地東側の遊歩道の全景を撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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大手町フィナンシャルシティグランキューブの進捗状況 2015年10月8日

2015年10月24日 06時01分00秒 | 再開発・千代田区


大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業A棟 工事進捗率60% 2015年10月8日
2012年10月に竣工した大手町フィナンシャルシティの敷地の西側に広がっている街区の再開発工事です。かつてこの場所に建っていた公庫ビル、新公庫ビルと旧日本政策投資銀行本社ビルは現在は取り壊されていて、既に新しい高層オフィスビル2棟の建設工事が始まっています。2013年10月28日に東京都は、三菱地所が千代田区で高層ビル2棟を建設する「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の施行を認可しました。三菱地所は2014年3月に権利変換計画認可を取得した上で、同年4月の着工、16年4月の竣工を目指します。

A棟の正式名称は「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」となっています。

大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業について
2003年1月に都市再生本部において決定された「都市再生プロジェクト(第5次決定)に基づくもので、大手町地区の再生を目的として取り組みが始まりました。旧大手町合同庁舎1・2号館跡地を種地として活用し、独立行政法人都市再生機構の施行による区画整理事業の換地の手法を用い、場所を変えながら複数階にわたり段階的かつ連続的な建て替えを推進し、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指すものです。

プロジェクトの概要
新設する高層ビル2棟のうち、事務所棟はSRC・S一部CFT造地下4階地上31階建て(最高高さ約168メートル)となります。宿泊施設棟はSRC・RC一部S造地下3階地上18階建て(最高高さ約88メートル)で、免震構造を採用します。2棟の総延べ床面積は20万5354平方メートルの規模となります。設計・監理は三菱地所設計・NTTファシリティーズJV、施工は戸田建設が担当します。宿泊施設棟は「高級旅館」をコンセプトとし、敷地内で掘削して温泉を引き込みます。総事業費は1139億円となっています。

1.国際競争力の強化に資するビジネス支援施設の整備
海が行き量の進出を支援する「(仮称)海外企業等支援センター」や、国際水準の宿泊施設を整備します。宿泊施設は、世界に向け日本文化の魅力を発信する星野リゾートの最高級ブランド「星のや」が、同社初の都市型施設として進出します。

2.高度防災都市づくりへの取り組み
上記宿泊施設を免震構造とし、災害時の災害活動要員等の滞在スペースとしての役割も持たせるほか、電力と水(上下水道)の自立型システムの構築、温泉掘削、帰宅困難者等の受け入れ機能の強化を行います。

3.良好な都市基盤・都市環境の構築
丸の内仲通り機能の延伸や、約700台収容の駐輪場の整備等を行います。

宿泊施設棟には、軽井沢の高級旅館「星のや東京」が進出予定
2013年の3月末、京都、軽井沢、沖縄に日本旅館を展開している「星のや(本社は軽井沢)」が、この再開発施設内の宿泊施設棟内に出店する報道発表がありました。地上18階地下3階建て、高さ約90メートルの高層ビル内には84の純和風客室や日本食レストランなどを備え、天然温泉の浴場も設けられます。



神田鎌倉橋方面からの外観イメージパースです。




B棟(宿泊施設棟)の外観イメージパースです。

計画概要
所在地 東京都千代田区大手町1-5-5(地番)
主要用途 事務所・宿泊施設・店舗・駐車場・地域冷暖房施設等
敷地面積 約11200㎡
延床面積 約205000㎡
階数 
A棟(事務所棟):地下4階、地上31階、最高高さ 約170m
B棟(宿泊施設棟):地下3階、地上18階、最高高さ 約90m
新築工期 2014年度~2016年度(予定)
事業手法 土地区画整理事業、市街地再開発事業

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2013年3月15日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」始動
プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2014年4月2日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」着工



南西側から、「大手町パルビル」の解体工事現場前から撮影した「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルの全景です。最高高さである170メートル前後までに達していました。




グランキューブの高層オフィスビルの頭頂部を見上げて撮影しました。現在も工事用タワークレーンは稼働しているみたいですね。




真新しいカーテンウォールのガラス壁が組みこまれている壁面をズームで撮影しました。




南西側から、「三井生命ビル」前から撮影した低層階部分の全景です。低層階部分の南側一角には、巨大な吹き抜け空間が整備されていました。




吹き抜け空間をズームで撮影しました。この真下や周辺には広場などが整備されるのでしょうか。




西側から、大手町一丁目交差点前から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。今まで見たこともないくらいの巨大さに圧倒されますね。




再開発工事現場の敷地西側を通っている日比谷通りを撮影しました。平日の午後の時間帯だったので、淡い西日の光が一帯を照らし出していました。




北西側から撮影した高層オフィスビルの低層階部分の全景です。1階フロア部分だけがまだ鉄骨がむき出し状態となっていました。




北西側から高層オフィスビルの頭頂部を見上げて撮影しました。




ガラス壁面部分をズームで撮影しました。




グランキューブの再開発工事現場の敷地北側を撮影しました。「大手町川端緑道」の遊歩道が日本橋川に沿って整備されています。




日本橋川を渡り、神田地区に程近い「神田橋交差点」前から「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。




神田橋交差点前から高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。手前側には首都高速都心環状線の道路高架橋が通っているのが見えます。




頭頂部を見上げてみると、工事用タワークレーンがまだ残されているのが確認できました。




神田橋交差点前から日比谷通りを南側へ向かい、再開発工事現場前へ戻ります。




日本橋川に架橋されている「神田橋」の東岸部から再開発工事現場方向を撮影しました。実際に現地を散策してみると、目の前に巨大な壁がそびえ立っているかのような感じになります。




1階フロア部分をズームで撮影してみました。工事用の資材置き場になっているらしく、鉄骨がむき出し状態となっています。




高層オフィスビルの低層階部分の外壁は、全面がカーテンウォール張りにはなっておらず、パネル壁面となっています。




再開発工事現場の敷地北側を通っている「大手町川端緑道」の遊歩道を東側へ向かって歩いて行きます。平日の午後だったのですが、人通りはほとんどありませんでした。




グランキューブの高層オフィスビルが出現したことによって、この遊歩道は一日のうちの大半が日陰の中に入ってしまうことになりますね。




遊歩道内から、高層オフィスビルの1階部分を撮影してみましたが、この場所にオフィスロビーが整備されるのでしょうか。




遊歩道内から、北側から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。遠くから眺めていてもこの建物は目立ちますが、そばから見ても迫力があります。




再開発工事現場の敷地の北東側には工事用プレハブ小屋が設置されています。




2棟の高層オフィスビルがくっ付いているように見える外観デザインですね。




前述の工事用プレハブ小屋前から降りかって、神田橋方向を撮影しました。




まだ午後早くの時間帯だったのですが、まるで夕方のような雰囲気が広がっていました。




北東側から、遊歩道内から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




北東側から高層オフィスビルの低層階部分の全景を撮影しました。




グランキューブの敷地東側を通っている遊歩道内から低層階部分を見上げて撮影しました。前述の巨大な吹き抜け空間がこちら側まで広がっていました。




南東側から低層階部分の全景を撮影しました。




壁面部分を見上げて撮影しました。




吹き抜け空間の天井を下から見上げて撮影しました。




南東側から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




「東京サンケイビル」前から全景を撮影してみようとしましたが、難しかったです。




大名小路の「鎌倉橋」前からグランキューブの高層オフィスビルの全景を綺麗に撮影することが出来ました。




再開発工事現場の地図です。

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三井物産本社ビル他2棟の再開発の進捗状況 2015年10月8日

2015年10月24日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


三井物産本社ビル他2棟の再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」:計画段階中 2015年10月8日
三井不動産と三井物産が共同で行う都市再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」です。三井物産本社ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの3つのビルを一体的に建て替えます。敷地面積は全体で約2ヘクタール、2016年7月に着工し、オフィスビルは19年度中に竣工予定です。延床面積36万1000平方メートルのオフィスビル2棟を建設します。A棟が地上30階、地下5階の約160メートルで、B棟が地上41階地下5階の約200メートルとなります。

再開発計画「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の特徴
1.大手町エリア最大規模となる、緑地空間を含む約6000平方メートルの広場空間の整備
・皇居の緑と連続する緑豊かな緑地を含む約6000平方メートルの広場空間を整備し、都心に居ながら自然を感じられる新たな憩いと潤いの場を創出
・地域固有の在来種を用いた森の形成や、水辺空間など生育環境を創出し、生物多様性に配慮

2.多様な交流機能の整備による賑わい創出
・1500平方メートルの多目的ホール・ホワイエを整備することで、ビジネス交流・国際交流機能を強化し、同時に文化・芸術等を発信するイベントを通じた来街者の交流を促すことで、大丸有エリアに更なる賑わいを創出
・ラグジュアリーホテルを誘致し、エリアの宿泊機能を強化

3.地域冷暖房供給施設の更新とバリアフリー歩行者ネットワークを構築
・大手町地区の業務継続機能を支える地域冷暖房供給施設のメインプラントを機能継続しながら更新し、浸水防止・耐震性能の強化を図るとともに、設備の効率化によりCO2排出量を既存施設より年間約1000トン削減
•地下鉄コンコースから皇居・竹橋方面をつなぐバリアフリーの歩行者ネットワークを整備し、地域の都市基盤における利便性を向上

4.防災対応力の向上および地域貢献
・帰宅困難者の一時滞在施設(約4000平方メートル、約2400人)および、防災備蓄倉庫(約250平方メートル、約22000食の食料等)や防災井戸を整備
・非常用発電機は災害に強い中圧ガスにも対応したデュアルフューエル型を採用。中圧ガスの供給が止まっても、72時間の運転を可能とする重油を備蓄



外観イメージです。




平面図です。

「(仮称)大手町一丁目2地区計画」
事業主体 三井物産、三井不動産
所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、ホワイエ、ホテル、バンケット、駐車場、地域冷暖房施設
敷地面積 20,900㎡
延床面積 約361,000㎡
階数・高さ
 A棟:地上30階、地下5階 (約160m)
 B棟:地上41階、地下5階 (約200m)
建物竣工 2019年度

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年12月11日
「(仮称)大手町一丁目2地区計画」整備方針決定



皇居東御苑の「大手高麗門」前から撮影した「三井物産ビル」の解体工事現場の全景です。4か月ほど前と比較して、20メートルほど高さが低くなっていました。




現地でパッと見たところでは工事用フェンスが高さが若干低くなったことは実感できなかったのですが、写真として眺めてみると、明らかに低くなっているのが判りました。




大手高麗門前から内堀通りの歩道を北側へ向かって散策し、「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の再開発工事区画前へ向かいます。歩道から「三井物産ビル」の低層階部分を撮影しました。




再開発工事区画の南西側の交差点前から三井物産ビルの解体工事現場を撮影しました。




三井物産ビルの敷地南側を通っている道路を撮影しました。この道路の南側には三菱地所の「大手町ホトリア 丸の内パークビルディング」の再開発工事現場が広がっています。
 



三井物産ビルと内堀通りの間のスペースには広場が広がっていたのですが、現在は工事用プレハブ小屋が設置されていました。この広場も、再開発工事後には復活することになります。




東京地下鉄東西線の竹橋駅前の広場前から撮影した「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の再開発工事区画の全景です。正面の三井物産ビルの裏側にも2棟のオフィスビルが建っています。




大手町地区の内堀通り沿いに広がるオフィスビル街の光景も、ここ5年ほどで一気に変わってきましたね。




元来た道を戻り、内堀通りの歩道を南へ向かって歩いて行きます。三井物産ビルの敷地の北西側前にやってきました。敷地沿いの歩道を歩いて行きます。




三井物産ビルの敷地北側を通っている道路を撮影しました。すぐそばには「東京消防庁本部ビル」の敷地が広がっています。




三井物産ビルの敷地西側の内堀通りの歩道を歩いて行きます。オフィスビル内にあった緑地帯の敷地に沿って、工事用フェンスが設置されています。




三井物産ビルの敷地の南西側の交差点前にやってきました。これから敷地南側の道路を散策していきます。




地下鉄大手町駅の「C5番出口」前を通り抜けていきます。




三井物産ビルの解体工事現場脇に展開している工事用タワークレーンを見上げて撮影しました。




三井物産ビルの敷地の南東側の一角にある「平将門塚」を撮影しました。再開発工事後も、この場所に残されることになっています。




平将門塚の脇には、工事用資材搬入口が設置されていました。




再開発工事区画内に建っている「大手町パルビル」ですが、こちらも工事用フェンスで覆われていました。三井物産ビルに続いて、こちらも解体工事が始まっています。




再開発工事区画内の3棟のうち、「三井生命ビル」に関しては以前と変わらないままでした。




南東側から撮影した「三井生命ビル」の全景です。




同じく南東側から撮影した「大手町パルビル」の解体工事現場の全景です。




再開発工事現場の地図です。

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