みどりの野原

野原の便り

2月5日 淀川の冬鳥 & 水道記念館

2012年02月05日 | Weblog
十三駅から歩いて淀川に出る。昨日までとは打って変わった暖かい陽気。


       水鳥を観察      再生されたヨシ原 鳥も居心地よさそう  
イソシギ・カンムリカイツブリ・キンクロハジロ・オオバン・オナガガモ・ユリカモメなど。
オオバンは繁殖期には額の白い部分が大きくなるという。


    アキニレ      若いエノキ 枝の落ちた跡がくっきり    
岸部にはピラカンサやノイバラ・センダン などが多い。鳥に運ばれたものか。

おっと。ちょっとゆっくり見ていたら集団が見えなくなった。
遅れた3人で草むらを歩いていると、すぐそばに鳥が降りた。


オオジュリン すぐ目の前2mぐらいに・・遅れたご褒美?? 今日の目玉!
                  右)ケリとイソシギ (どちらも友達が撮影)

その後、合流して水道記念館へ。

水道記念館は『1914年(大正3年)~1986年(昭和61年)まで大阪市水道の主力ポンプ場として活躍した「旧第1配水ポンプ場」を記念館として保存活用しているもの』パンフより。


節制井 上屋 当時この下には濾過池があった。 記念館の建物は登録有形文化財となっている。設計は宗兵蔵。(奈良国立博物館なども設計)レンガ造りの美しい建築だ。 

中で弁当を食べ、ビデオを見てから見学 
大阪には豊野・庭窪・柴島(くにじま)の3つの浄水場があり、高度浄水処理をしているのは大阪市だけだそうだ。


水屋 江戸時代、大阪に井戸はあったが、飲料に適していなかったので、主に淀川の水を飲んでいた。水汲みの仕事は大変で、水売り業者が活躍した。                 右)淀川水系の魚の展示  淀川に住む127種の魚類の内、107種を飼育しているとのこと。

出発して淀川に沿って桜ノ宮駅まで歩く。

旧毛馬の閘門 閘門(こうもん)とは流れ込む川との水位の差をなくして船を通すようにした仕組み。


旧毛馬の閘門は階段を降りて中に入れる。 閘室の向こう側にもう一つの門がある。
閘室の壁には船をつなぐ「係船環」というものがあった。 
    

毛馬洗堰跡 一部が保存されている。 洗堰とは水量調節を目的とした施設


現在の毛馬の閘門 この閘室の間に船が入ったら門を閉め、向こうの川の水位と合わせもう一つの門を開ける。2.3年前に10石舟?30石舟?で閘門をくぐったことがある。  右)しばらく行ったところの大川口の水門


川の中に変なものが泳いでくるのを発見。ヌートリアだった。
          右)水道発祥の地の石碑の近くにあった 桝。取水施設の一部

まだ蕾の固い桜並木を通って桜ノ宮駅に到着。
コメント
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