みどりの野原

野原の便り

8月26日 同定会

2012年08月26日 | Weblog
博物館で毎年夏に同定会が行われる。
尋ねたい植物の押し葉を持って行った。

私は今年初めて参加。
受付で住所氏名と何を調べたいかをカードに書いて提出。
それからそれぞれの部屋へ。

植物でもいくつもの部門に分かれ専門の先生がおられた。

確かめたいものや尋ねたいものをいくつか持って行った。

すぐわかるものもあれば、詳しい図鑑を見たり、実体顕微鏡で何度も何度も見直されたり・・
大先生がこちらが恐縮するほど時間をかけて調べてくださった。

私が図鑑の記述と照らしてこれかな?と思っていた「ヤマクルマバナ」は「クルマバナ」との結果がでた。

「クルマバナ」は何回も見たことがある。持ってきた押し葉は私の知っているものとは違うように見えるのだが、いろんなタイプの標本を見ておられる先生なので、こんなタイプもあるのだろう。

知りたかったネコノメソウのロゼットの押し葉は「わかりません」と言われた。
いい加減な押し葉なので「生のものを持ってきたらわかりますか?」とお聞きしたら、「いや、これはこの状態の時には生でもわかりません」

素人が簡単に植物名を言っているが、ほんとにむつかしいことだなあとあらためて思う。

昆虫も数点尋ねた。
ゴマ粒のような昆虫をピンで押したものを持って来ている子供や大人。
夏休みの宿題の昆虫採集の程度ではなく、将来の生物学者? 感心する。

 
長居公園のシラカシとクヌギのどんぐり だいぶ大きくなってきた。
コメント
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