初めて行く宇陀市室生深野 県境の村で、隣は三重県。
三本松駅から歩いて先ずは青葉の滝へ。
早く植えられたイネはもうだいぶ株が張っている。 スイカズラは咲き進み、金色の花が多い。
日蓮宗 青葉寺 獣除けの柵を開けて山道へ。
しばらく上ると滝が見えてきた。
青葉の滝 きれいなネーミング 落差約6m 岩の段を流れ落ちている。
右)左側には不動明王が祀られ、上に2体の磨崖仏が見えた。
滝周辺は室生火山帯に多い柱状節理の岩が立ち並んでいる。
ネットによると、青葉の滝は北条時頼によって名付けられた。
また、源平合戦の時に平清盛が持っていた青葉の笛はこの藪の竹で作られたのだとか。
戻り、深野へ向かう山道に入る。
マムシグサの仲間がたくさん生えていた。場所柄、ムロウマムシグサかもしれないが、付属体が前に傾いているもののあり、違う種類のものもあるのかも。マムシグサの仲間としておこう。
やや遅めだがコアジサイもたくさんあった。
溜池の傍で休憩 もうお昼では?と思ったが、深野まで行くらしい。
右)先へと進む。この山道、昔は生活道路であったらしい。
前方に見えてきたのは深野集落のようだ。 ブタナが花盛りだった。
神明神社に到着。式年造営が今年4月に終わったばかりで、色鮮やかな社殿。
右)前回、平成9年の式年造営の奉賛者の名を掲げた石板 今年のは木で作られていた。
石灯籠も古そう。 十三重の石塔は鎌倉時代のものだとか。
今日はササユリ祭で、村のお世話役さんなどの姿があり、車で来ている客もある。
弁当を済ませて近くの「ササユリ保護地区」へ。
車道近くの山の斜面が「保護地」咲いているものもあったが、まだ咲きはじめのよう。
割竹の棒が立っているのは植えてある目印か記念植樹の名札か。
ユリの花色は濃いのも薄いのもあり、枝分かれして花付きの良いものもある。
村の方が説明に来てくださってお話を聞く。
30年ほど前はこの辺りの山林にはササユリがたくさん見られたが、だんだん減少し、村の雰囲気も変わり。人づきあいもクールになり、高齢化が進む中、どうしたら集落を活性化できるかと知恵を絞られたそうだ。
それには昔の景観を取り戻り、昔から続く行事も残していき、町の人たちとも交流できればとの願いから、その1つとして、ササユリ保存会を造られたそうだ。
活動を初めて12年、37本しかなかったササユリは手入れと移植などをして、今では150本に増えたという。
そして、道そばのこの場所を保護ゾーンにしたのは、誰でも見やすい場所であること。
獣除けの柵やネットも設置。今日は見学者のためにネットを下げてあるとのこと。
植えた1本1本はデータを取って管理しているとのこと。
他からは持ち込まず、山にあるのを移植したり、種を蒔いて増やしたりしているとのこと。
安易に持ち込んだ球根を植えたりしないのを聞いて安心した。
ユリクビナガハムシというユリを食害する害虫がいるらしく、注意を払われているようだ。
ユリの害虫ではあるが、京都府など所によっては絶滅危惧種になっている虫なのだそう。
保護ゾーンを見た後、上の方の自然に咲いているササユリを見る。
神明神社が下の方に見える。
右)迷子犬捜索の立て札かと思ったら「野生動物追い払い犬」のお知らせだった。
深野を後に下る。
ササユリの育苗箱があった。種を蒔いてから6年も7年もかかるらしい手間ひまのかかる仕事だ。
山道の ツルアリドオシ 二つくっついた可愛い花
三本松の駅へ戻った。
三本松駅から歩いて先ずは青葉の滝へ。
早く植えられたイネはもうだいぶ株が張っている。 スイカズラは咲き進み、金色の花が多い。
日蓮宗 青葉寺 獣除けの柵を開けて山道へ。
しばらく上ると滝が見えてきた。
青葉の滝 きれいなネーミング 落差約6m 岩の段を流れ落ちている。
右)左側には不動明王が祀られ、上に2体の磨崖仏が見えた。
滝周辺は室生火山帯に多い柱状節理の岩が立ち並んでいる。
ネットによると、青葉の滝は北条時頼によって名付けられた。
また、源平合戦の時に平清盛が持っていた青葉の笛はこの藪の竹で作られたのだとか。
戻り、深野へ向かう山道に入る。
マムシグサの仲間がたくさん生えていた。場所柄、ムロウマムシグサかもしれないが、付属体が前に傾いているもののあり、違う種類のものもあるのかも。マムシグサの仲間としておこう。
やや遅めだがコアジサイもたくさんあった。
溜池の傍で休憩 もうお昼では?と思ったが、深野まで行くらしい。
右)先へと進む。この山道、昔は生活道路であったらしい。
前方に見えてきたのは深野集落のようだ。 ブタナが花盛りだった。
神明神社に到着。式年造営が今年4月に終わったばかりで、色鮮やかな社殿。
右)前回、平成9年の式年造営の奉賛者の名を掲げた石板 今年のは木で作られていた。
石灯籠も古そう。 十三重の石塔は鎌倉時代のものだとか。
今日はササユリ祭で、村のお世話役さんなどの姿があり、車で来ている客もある。
弁当を済ませて近くの「ササユリ保護地区」へ。
車道近くの山の斜面が「保護地」咲いているものもあったが、まだ咲きはじめのよう。
割竹の棒が立っているのは植えてある目印か記念植樹の名札か。
ユリの花色は濃いのも薄いのもあり、枝分かれして花付きの良いものもある。
村の方が説明に来てくださってお話を聞く。
30年ほど前はこの辺りの山林にはササユリがたくさん見られたが、だんだん減少し、村の雰囲気も変わり。人づきあいもクールになり、高齢化が進む中、どうしたら集落を活性化できるかと知恵を絞られたそうだ。
それには昔の景観を取り戻り、昔から続く行事も残していき、町の人たちとも交流できればとの願いから、その1つとして、ササユリ保存会を造られたそうだ。
活動を初めて12年、37本しかなかったササユリは手入れと移植などをして、今では150本に増えたという。
そして、道そばのこの場所を保護ゾーンにしたのは、誰でも見やすい場所であること。
獣除けの柵やネットも設置。今日は見学者のためにネットを下げてあるとのこと。
植えた1本1本はデータを取って管理しているとのこと。
他からは持ち込まず、山にあるのを移植したり、種を蒔いて増やしたりしているとのこと。
安易に持ち込んだ球根を植えたりしないのを聞いて安心した。
ユリクビナガハムシというユリを食害する害虫がいるらしく、注意を払われているようだ。
ユリの害虫ではあるが、京都府など所によっては絶滅危惧種になっている虫なのだそう。
保護ゾーンを見た後、上の方の自然に咲いているササユリを見る。
神明神社が下の方に見える。
右)迷子犬捜索の立て札かと思ったら「野生動物追い払い犬」のお知らせだった。
深野を後に下る。
ササユリの育苗箱があった。種を蒔いてから6年も7年もかかるらしい手間ひまのかかる仕事だ。
山道の ツルアリドオシ 二つくっついた可愛い花
三本松の駅へ戻った。