雨だったが、出かけた途中に立ち寄った。
みみなおし地蔵尊
みみなおし地蔵の道標 こじんまりしたお堂がある。
細かい格子から覗くとお地蔵様が見えた。耳がない。
右)お堂の両側には奉納された大小新旧のキリが括りつけられていた。
この地蔵尊について調べようとしたら、2011(平成23)年3月10日の私のブログが出てきた。
飛鳥の朝風峠といわれるあたりから山道を入ったところに肩の部分が欠けた「朝風地蔵」と呼ばれている地蔵尊がある。こんな山の中だが、栗原集落の人によって祀られているらしい。
その「朝風地蔵」と「みみなおし地蔵」が(どういういきさつだったのか?)争い、片方は肩をとられ、片方は耳を取られた。という言い伝えがあることをその時聞いた。
耳がないので「耳なし地蔵」いつしか「耳なおし地蔵」と呼ばれるようになったとか。
「奉納されたキリに綿を巻き付けて耳に当てると耳の病が治り、治るとキリを奉納する」と書かれたブログの記事もあった。
ちょっとお祈りしたぐらいでは聴力アップは期待できないかな・・
ミカン蔵
今年の3月9日にミカン蔵探しで歩いた。(h30.03.09ブログ参照)
耳なおし地蔵の前に立派なミカン蔵がある。小屋根が5つも付いている。
先日電車から見えて気づいたが、時々は通る道なのに気付かなかった。 右)表側
このミカン蔵は新しそうで、今も使っておられそうだが、どうだろうか?
近くにはまだ他にもミカン蔵があるらしい。