長居公園
雑草と思い、しっかり見ることも少ないクサイが花盛り。今日は目に留まった。
右)オニグルミ 今年は実付きがよい。花の状態も見ているので、実の成長がうれしい。
振り仰げばエノキの実がいっぱい。 カリステモン
花の跡の残るセイヨウボダイジュ?を見ていたら、葉の裏に何かの卵を発見!
学芸員さんに見てもらったら「キマダラカメムシの卵です」と即座に返答され、
「卵は12個あります」と。産卵管に12個の卵が並んでいるのだとか。
え~っ。これがあのキマダラカメムシの・・? 数えてみたら確かに12個。びっくり!
写真では見えにくいが、卵の上部にはぐるりと丸い線がある。きれい!
キマダラカメムシは国内のカメムシの中では最大級。南方系の外来種だが、この頃はどこでもよく見かけるようになった。
そして、ブログを書いている今日(4月6日)、あれっ?あの卵あの後どうしたっけ?どこかへ捨てたっけ??
ひょっとして、と思って、葉を入れてそのままになっているビニール袋の中を見ると、”カメムシの卵入りのチャック袋”があった。うぉ~。
恐る恐る見ると、中で孵化した幼虫が11匹死んでいた。1匹はどうなった??
幼虫が抜けた後の卵の殻・・丸い蓋の端の部分に黒い三角形のものが付いている。
なんだこれは? 結構きれい。
これは幼虫が孵化する時に卵の殻を割る「卵破砕器」というものらしい。
育てたりするのは苦手だけど、面白いものが見れた。
皆死んでしまったのは気の毒だが、害虫なので罪悪感もなし?・・・
誰か昆虫好きの人に見せてから捨てよう。
植物園
遠目からタイサンボク 白いサギが止まっているように点々と白い花。
つぼみ・雌しべが開いた雌期の花・雄しべが花粉を出す雄期の花・花期が終わった若い果実・・いろんなステージの花が見れた。
ノグルミ 高いところに雄花序が見えた。 落ちていた雄花序
雌の果序は雄花序の中心に付くらしい。見てみたいなあ。
ノグルミ 果序が開いて中から出た果実(前に写したもの)
シナサワグルミの大木もこんな小さい双葉(子葉)から。切れ込んだ面白い形。
右)落ちていた果序
シナサワグルミ・ノグルミ どちらもクルミの仲間(クルミ科)
果実は小さいながら、クルミと同じ構造になっているらしい。
アジサイは見ごろを迎えようとしている。