みどりの野原

野原の便り

8月9日 小学校でネイチャービンゴ

2007年08月09日 | Weblog
大阪の「I小学校」の「いきいき放課後活動」からの依頼で、ネイチャービンゴの
企画にスタッフで参加。

千日線、今里筋線と乗り継ぎ、地図を片手にI小学校に到着。

同期のOさんやIさんも来ておられたが、ゆっくり話すまもなく打ち合わせや準備
に取りかかる。

「いきいき放課後活動」というのは、登録制の1年生から6年生全員で150人。
今日はこのうちの80人が参加するとのこと。



普段は、室内でビデオやゲームで遊ぶ子がほとんどだそうで、今日は、日頃危ない
というので立ち入り禁止になっている校舎の裏も使って、7箇所ネイチャービンゴ
をする。(2時~4時)

私は岸和田から来られたNさんと2人で「セミの脱け殻」のコーナーを受け持った。
夕べ書いた看板も木に取り付け、昨日拾ってきたアブラゼミとクマゼミ、脱け殻も
説明用に準備。
 
  
            セミコーナー                 クマゼミの脱け殻

でもちょっと心配なことも。
下見に来てくださった時には、脱け殻が「鈴なりに」とのことだったが、
始まる前に調べてみると少ししか見当たらない。
鈴なりの木は切られてしまったようだ。

「脱け殻が見つからない子が続出したらどうしよう」悩む暇なく、引率者に連れら
れた10数人の縦割りグループがやってきた。

子供はみんなムシ好きだ。
机に群がって覗き込む。
「採ったことある」「これ何?」 目が輝いている。

簡単にセミのこと、オス・メスの見分け方など説明した後、脱け殻を2種類
(オス、メス又はアブラ、クマ)集めてきてチェックをすることになっている。

そして、見つけてきた脱け殻をチェックして、ビンゴの中央にハナマル。
2種類揃ったらもうひとつのマスにも○。
それは賑やかなひと時。

1コーナー10分で次のコーナーへ移動。
次々とグループが来る。

何匹も見つけてきた子に「すごいねー」といいながら
「品切れにならないか」と内心はらはら。

採ってきたものをこっそり木に返したり、心ならずも「ヤラセ」も少々。

高い枝についているのを見つけ、棒で採ったり、引率リーダーに手伝ってもらった
り、見つけられなくて半べその子には「みんなで応援しよう」とリーダーの声で
協力したりして、みんな脱け殻には触れたと思う。

気持ち悪いという子はいなかった。
オス・メス鑑定が大得意になった子は片っ端から鑑定していた。
中には生きたセミをゲットした子もいた。

脱け殻がもっとたくさんあったら、みんなに2つ3つ持って帰ってもらいたかったなー。

クマゼミばかりかと思われた校庭に、アブラゼミもいることもわかったのは収穫だ
った。

セミの他は「チクチク・フワフワ」「音を出す」「いいにおいの葉・花」「くさい
葉」「生き物のすみか」「水の中のいきもの」などのコーナーがあった。
見てみたかったなー。

最後の子供たちの感想では「草笛の音が鳴ってうれしかった」「校庭にいろんなも
のがあるのがわかった」など、「室外に目を向ける」という目的は達成したように
思う。

途中で帰らねばならない子・虫刺されなどの対応や、対象とする葉が少ない・下見
と状況が変わっていた。又、1コーナー10分の時間についての意見や、感想や反省
なども出して4時過ぎ終了。

帰りの鶴橋の乗り換え。焼き鳥のいいにおいにつられ、駅入り口を通り越してしま
った。(一人ではよう入らんなあ)

そういえば昼前に出てきたので、お昼ご飯がまだだった。
腹ペコで家へ帰ったら6時過ぎていた。 さあ食べるぞー。
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