みどりの野原

野原の便り

1月30日 京都府立植物園&宝ヶ池

2008年01月30日 | Weblog
久しぶりの京都府立植物園
冬に来るのは初めてだ。
植物園のN先生より植物園について、また樹木の冬の姿や冬芽などの
お話を伺う。

それに先立って
「どれがサザンカの冬芽ですか?」「どれがツバキの冬芽ですか」と
それぞれ4つの絵を見せられた。
う~ん。どれか迷う。

実物を見ればわかると思うが、結局はしっかりと観察出来てないと
いうことが露呈したわけだ。

京都府立植物園
大正15年に開園。今年で85年になる。

戦時中は米軍に撤収され、連合軍の住宅地や施設に使われたそうで、
その時、園内の樹木はだいぶ伐採された。
昭和30年に返還された後、樹木も増やされ、現在は55,000本の樹木
があるということだ。

この植物園も戦争をかいくぐってきたのだ。

園内の樹木は剪定せず、自然樹形が見られる。
日本に最初に持ち込まれたヒマラヤスギや樹齢110年のカイヅカイブ
キもあるそうだ。
生態園には1000種の植物が植えられている。

樹形や冬芽のお話を聞いた後、イチョウ・トチノキ・オオカメノキ
などの冬の姿を見ながら1時間ほど園内を廻った。

寒い冬をそれぞれの工夫で耐え、春に備えている木々も姿は力強い。


  トチノキの冬芽
              
                              トチノキの葉痕

 コブシの冬芽

                
                        クスノキの並木
                 川端康成の小説「古都」にでてくるらしい


          ザゼンソウ

宝ヶ池
その後、下見の時の情報で、有志で国際会議場の近くの宝ヶ池へ
オシドリを見に行った。


           オシドリ

人に慣れてるわけでもないようだが、肉眼でもよく見えた。
どうしてこんなカラフルになったんだろう。
オシドリ夫婦になっているものがたくさんいた。


 宝ヶ池 比叡山が見えた。少し雪が見えた。

他にはマガモ・コガモ他。
白いガチョウが2羽いた。おばさんが餌をやりに来ていた。
いつも来られてるのかマガモがいっせいに餌のほうへ泳いで行った。

「野鳥にえさをやったために、太って渡りが出来なくなった」という
話を同行の方が話されていた。
どちらにしても、野生のものにはあまり人間が関わらない方がよいの
ではと思う。

マガモの群れの中に頭はマガモに似ているのに体は黒っぽいちょっと
変な鳥が混じっていた。
このごろは雑種も時々見られるという。
原因は何だろう?
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