みどりの野原

野原の便り

6月13日 緑地保全管理講習④

2007年06月13日 | Weblog
今日は一日座学だった。

朝9時から4時まで(昼休み1時間)、ちょっと厳しかったけど、聞きたい内容だったし、目をこじ開けて聞いた。

午前は夏の植木管理
剪定や挿し木のことなど
木の性質を知らないと剪定もできない。

午後は夏の病害虫の防除について 樹木医の先生の講座
シルバーで仕事にすること(他人さんの庭の手入れ)が受講の建前となっている
ため、細かく厳しいお話だった。

取締法もできて、農薬の取り扱いが厳しくなっていること。
安易に薬剤に頼ってはいけない。
樹木や病気や害虫の知識をしっかり持って、合った薬剤をきちんと使用しなければならないと、繰り返し言われた。

薬剤とは殺虫剤・殺菌剤の他、ホルモン剤・除草剤・誘引剤も含まれる。

薬剤についてはどんどん変わってきているので、新しい情報を得ることも大切だといわれた。

かなり専門的なお話だったので、いっぺんには覚えられないけど、病気や害虫についても説明を受けた。

よそ様の庭に薬剤を使用する時に間違いは許されないし、近所の田畑や魚や生き物にも影響することなので、
責任があり、当然のことだろうが、今まであまり深く考えたことがなかったので、こんなお話を聞く機会があって
よかった。


去年のK大の講座の時、校舎横の杉の植栽が数本が赤く枯れていたが、昨日見ると切られていた。

残りの数本の状態を近寄って見ると、木肌も荒れて、ヤニがいっぱいでていて、素人目にも木の寿命が長くないと
思われた。

そのときは病気かな?虫かな?と思っていたが、今日聞いたところではスギカミキリの仕業らしい。
状態がひどいので、処置の方法もないらしかった。

もともと杉は谷筋で湿気を好むのに、造成で切り開いた山手の乾いた、しかも校舎の壁面の照り返しがありそうな
ところに植えられたのがそもそも間違いなんじゃないのかと思った。

草でも木でも、もともとの環境に合ったところに植えないと、見栄えや流行で植えてはだめだよね。

なかなか奥深い内容だった。


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