飛鳥めぐりの後、気になる炭焼き釜を見に行った。
だいぶ様子が変わっている。
19日火を止めた炭焼き釜全景
木酢液用竹筒
以下は見たこと・聞いたこと
先ず、見た目は、入口に羽目板のような板が5枚はめられている。
トタン屋根の後ろの方には半分に割られた長い竹が合わせて取り
付けてあるのが見える。
(以下は最初から最後まで関わられたKさんの炭焼き日記を参考
にさせていただきました)
(1月14日)炭焼きの火入れが行われた。
火入れの前にほうらく(焼き固めた土の天井のこと)の上の灰を取
り除き、煙突を取り付ける。
焚き口から火を焚くと、滝口の上部に積んだ燃料用薪が燃え、奥の
太い原木の上に乗せた柴(バイタ)に燃え移り原木の方へと火が移る。
そのころ天井の天穴・耳穴(奥に天穴1箇所・手前に耳穴2箇所があけ
てある)も塞ぎ、焚き口も土管をさして入口を狭くし、煙突も半分蓋
をしたりして空気の量を減らす。
水抜き穴からは盛んに水が流れ出る。
そのまま一晩おき、
(1月15日)燃えすぎないように煙の色を見ながら空気量を微調整しな
がら焚く。
火入れから30時間ぐらい経った頃、煙の色が薄くなり、そのまま一晩
置く。
次の朝、(16日8時)煙の色を見て火を止めた。
このタイミングが難しく「親の死に目にも会えない」といわれるゆえん
だ。
釜は土で密封し、このまま冷ます。
(入口に羽目板を取り付け、入口との隙間には土を入れ、撞き固めた
という)
煙を樋を通った煙は、冷えて木酢液となって流れ落ちたものを下で受け、
バケツに何杯もの木酢液が採れたそうだ。
炭の取り出しの日は未定。どんな炭が出来ているか楽しみ。
もう1つ大きい変化、炭焼き釜に立派な屋根を付け、釜のそばには立派
な小屋?が出来るとかで、ごっつい基礎がしてある。
今のままの方がずっと素朴でいいと思うけど。
立派な=無粋な施設にならないように願う。
だいぶ様子が変わっている。
19日火を止めた炭焼き釜全景
木酢液用竹筒
以下は見たこと・聞いたこと
先ず、見た目は、入口に羽目板のような板が5枚はめられている。
トタン屋根の後ろの方には半分に割られた長い竹が合わせて取り
付けてあるのが見える。
(以下は最初から最後まで関わられたKさんの炭焼き日記を参考
にさせていただきました)
(1月14日)炭焼きの火入れが行われた。
火入れの前にほうらく(焼き固めた土の天井のこと)の上の灰を取
り除き、煙突を取り付ける。
焚き口から火を焚くと、滝口の上部に積んだ燃料用薪が燃え、奥の
太い原木の上に乗せた柴(バイタ)に燃え移り原木の方へと火が移る。
そのころ天井の天穴・耳穴(奥に天穴1箇所・手前に耳穴2箇所があけ
てある)も塞ぎ、焚き口も土管をさして入口を狭くし、煙突も半分蓋
をしたりして空気の量を減らす。
水抜き穴からは盛んに水が流れ出る。
そのまま一晩おき、
(1月15日)燃えすぎないように煙の色を見ながら空気量を微調整しな
がら焚く。
火入れから30時間ぐらい経った頃、煙の色が薄くなり、そのまま一晩
置く。
次の朝、(16日8時)煙の色を見て火を止めた。
このタイミングが難しく「親の死に目にも会えない」といわれるゆえん
だ。
釜は土で密封し、このまま冷ます。
(入口に羽目板を取り付け、入口との隙間には土を入れ、撞き固めた
という)
煙を樋を通った煙は、冷えて木酢液となって流れ落ちたものを下で受け、
バケツに何杯もの木酢液が採れたそうだ。
炭の取り出しの日は未定。どんな炭が出来ているか楽しみ。
もう1つ大きい変化、炭焼き釜に立派な屋根を付け、釜のそばには立派
な小屋?が出来るとかで、ごっつい基礎がしてある。
今のままの方がずっと素朴でいいと思うけど。
立派な=無粋な施設にならないように願う。