少子化と独居老人

高齢化社会の問題は少子化問題と相まって深刻な人口問題に直面している、景気浮揚は当然だが独居老人と子育ての問題が足枷になるだろう、
現在の民間貸家は国民年金一人当たりの満期金額を超えている、高齢者夫婦だったら辛うじて生活出来ても一方が先立ってしまえば家賃は下がる訳ではないので直ぐに破綻してしまう
一方現業世代でも子供を預かる施設が恒常的に不足し仕事にも行けないのが現状である、
少し前、或いは農家ではこの部分は引退した親が担い、また交代で子供の世話をする事により仕事も休憩も上手く廻っていた、確かに都会ではその様な大きな貸家は有ってもかなりの高額家賃で且つ贅沢な作りで無駄がある、
公的な資金で民間の賃貸住宅に対して「世代同居住宅」を推進する事で老人問題と子育て問題を一挙に解決できるのではないか、同じ家を大きくするのではなく２DK+３LDKの様な住宅を隣接して間仕切りに通路を設けて置くことで互いにプライバシーと利便性を持たせる事が出来るだろう、
耐久性のある構造だったら子供が独立する時に順に移動する事で日本の伝統的な生活様式を取り戻せ、賃貸側も独居の不安も解消する筈である
２世帯同居住宅を自治体・省庁で大量に発注する事で経済効果も期待でき、無駄な箱物行政とは違い庶民の生活に寄与する事で消費の底上げも期待できる筈である
まあ、今の女性は結婚相手の親と住む事は嫌がるだろうが背に腹は代えられないと言う事もある
今まで何度も入った公園だが奥に小さな扉があったのに気が付いた、入ってみたら小さな崖を上手に使った公園の続きがあった
ちょっとしゃれたベンチがあって廻りに乱雑に花が咲いていた