梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

内政不和で外交どころではないか

2011-08-25 10:00:58 | 雑記
アメリカ国債の10年物の償還が来る筈だ、2001年の米ドルは凡そ120円、仮にこの時にアメリカ国債を100万㌦購入したとするとその時の価格は12、000万だ、此れを今のドルで買い戻すと約77円、7、700万円にしかならない、約36%の目減りである、
アメリカの国債の格下げはこの国債が年間国家予算を大きく上回る事に懸念された措置だと言う
日本はアメリカ国債を大量に買わされている、しかしこの円高でアメリカ国債は実質65%に圧縮された事になる、今の円高を維持すれば恐らく後1年くらいでかなりの国債をその半分近くの米ドルで償還する事になる。そこで又格付け会社は国債の格上げをする筈だ、此れで又低金利の国債発行が可能になり、日本の国債の格を下げておく事で国債を交換すれば金利が稼げる。
此れは現在保有高世界一になった中国にも言えるのだが元は固定なので影響は受けない
今世界で標的になっているのは内政が全く纏まらない上に未曾有の災害を受けた日本になっている、世界でも優秀だと言われる外交官と二人三脚でこの事態に対応すべきだが今の政府は対立か恭順かと言う様な体性しか取れない、一方の官僚機構も結局「一緒に日本をどうするか」ではなく「自分が動かす」と思っているのではないかとしか思えない、それも飽くまで自らの地位と収入の為のみを考えていると言う印象がある、
民主党総裁選は一様に「挙党一致」を言っているがどう見てもそれは無理だろう、内政がこの状況では民間格付け会社から「政治が纏まらないから国債は格下げだ」と言われても反論も出来ない。
国民の総意をどう反映すれば良いのか今の手法は変えないと成らない時期に来たのかもしれない

酔芙蓉の少し微醺の物を写してきたけど携帯電話だったので少々レンズが曇ってしまった

朝の色から


昼過ぎの色に