梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

医師不足と学費負担

2011-08-17 09:42:17 | 雑記
都下で又1つ大学病院が撤退する、地域の大反対が起きているのは当然だが医師の不足は如何ともしがたいようだ、最近報道の信憑性はかなり怪しい物で何処かの意図を汲んで報道されている事も多いので額面通り受け取って良いかは疑問でも有るが確かに最前線のそれも庶民に一番直結している総合病院の医師不足は深刻の様だ。
足らないから1人当たりの負担が大きくなる、限界になって辞めて行く、更に足らなくなると言う悪循環のようだ、
しかし医師になるには莫大な就学費用が掛かる、しかしそれも致し方ないだろう、最先端の医療を支えようとすれば再審医療機器は莫大な金額だ、此れを学費で賄おうとすれば当然学費は高額になる、
それは仕方ないのだが此れだと一部の人間しか医師に成れない、当然医師の不足は解消しない、
医学に関してはやはり公的補助を大きくしていかないとならないだろう、現代医療は高度に発達し平均寿命の上昇は此れが寄与する事が大だ、まあ維持の悪い見方すれば「生きている」と言うより「死なない」と言えそうな物も有って「長命」=「長寿」ではないと言うがやはり治癒する可能性が有れば直したいのは本人も家族も同じだ、
しかし癌などに掛かる医療費用は高額で且つ長期間になり、「金の切れ目が命の切れ目」と言うのが現実だ、
義姉の癌も悪性リンパ腫で「半年の余命」を宣告されたがそれも抗癌剤を投与し続けると言う条件でだ、
本人の苦しさも有るが何時まで負担しきれるかと言う問題もあるらしい
保険を使った個人負担分だけで一度に数万円が掛かる、それが毎週か10日に一度の投与だ、
月に40万以上が掛かると言う、命を金に換算する事は出来ないが実際問題として維持するのに此れだけの金額が掛かる訳だ、
貧乏人は病気も出来ないと言うのが現実だと言うのは先進国として情けない話だ、資金が無いのなら此れこそ消費税でも仕方ないが兎に角年収300万程度が7割と言うこの国で何処まで国民が耐えられるか、やはり偏ってしまった経済のリセットは何処かでしなければならない、それが緩やかにか一気に行うかは政治の手段に掛かる、手を付けなければ何処かで大塩平八郎を担ぎ上げる事になる