梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

復活予算を破棄してから増税の話を

2011-08-07 11:03:10 | 雑記
8月7日の東京新聞の記事に「ゾンビの予算復活」と言う記事があったがここにあるだけで約1兆円の予算が仕分け凍結から復活請求されている。
同じ朝NHKの放送は東北震災で農業用水池に多くの被害が出ている事を報じていた、
日本の農地は山間に用水を作る事で維持をして来た、今回の地震で江戸時代から利用していたと言う用水池が決壊し人家に被害をもたらし更に今後の農業に大きな影響を及ぼしている、
この事に関しては日本全国の農村にとって条件は同じことである、
被災地の早急な復旧はもとより改めて全ての用水池を調査し即急に手当てするべきだ、
この程度の工事には大手建設会社も手を出しにくい、公共事業として地方の活性化にも寄与する筈である。
復活予算の中身は「公務員宿舎」「ダム調査費」なぞは不急不要な予算だろうし「ダム調査費」はその趣旨から尿業用水池の調査に移行する事も可能だろう。
今後原子力発電がどうなるか全く不透明で国民総意は半分以上「脱原発」に傾いているなかでの「もんじゅ」に関しての予算は言語道断だ、「もんじゅ」は高速増殖炉である、「今後永続的に原子炉を使用する」と言う路線の先に据えられた「研究機関」である、しかも計画からすでに50年近く過ぎて結果としては予算をどんどん注ぎ込んでも定運転すら覚束ないのが現状だ、
この予算は凍結し福島原発の保障費に貸し出す(税金で出来るのは借款までで肩代わりは御免蒙りたい)のがエネルギー予算の使途として正しい使い方だろう、今後原発が廃止になったらそれこそ溝に棄てる予算に成ってしまう。
何処かに甘い汁と振舞う予算を完全に廃止してその後不足する財政に増税と言うなら何も文句は無い、しかし此れだけでも1兆円の無駄金だ、老若男女全国民一人当たり1万円の負担額が一部の政商と天下り役人に注ぎ込まれるのは納得が出来ない