梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

内部給電は全てDCが良い

2011-08-01 11:33:47 | 雑記
節電の問題には「電気エネルギーは交流だと保存が出来ない」と言う事がある、
使用率が85%と言う日も有るが一方で70%を超えない日もある、昼は90%近く使用しているが夜間は65%程度に下がる、保存が利けば夜間の35%を取っておいて昼の85%に充当する事が出来れば発電能力は最大値を20%下げても良いわけだ
しかし交流はそれが出来ない、揚水ダムと言う方法も有るが元々水力発電施設が少ないのでそれほど期待は出来ない
一方電力を直接消費しているのは殆ど直流で有る、照明もLEDになったので直流で有る、ラジオもテレビもパソコンも全て使用しているのはDC(直流)で実際にはAC(交流)そのまま使う物は殆ど無い。
ACで無いと効率が悪いと言う物は大きなモーターを使用した物に限られる、エアコン・洗濯機・冷蔵庫等がそれに当たるが既に冷蔵庫は車載用の物でDC仕様で高効率の物がある、
太陽光発電はDCで発電する、従って充電する事が可能であるが一般電力がAC100~200Vなのでインバーターで一旦ACに直してから家庭用の回路に出力する、売電もACなので変換が必要である、問題はこの時点で約10%のロスが出る事で仮に電灯をLEDにすると又DCに戻すので此処でも10%のロスが出る、つまりDCのまま使うのに比べて「発電量の80%」しか使えないのである。
問題になるとしたら各電子機器の中で使用するの電圧が複数ある事だがメーカーが協力して設計する事で回避できる筈である。
家庭や商業施設の内部給電を最初からDCにしてしまい太陽光発電からはそのまま、不足した時に自動的に電力先から充電する方式を設置して置けばこのロスは省かれ、且つ通常充電しているので災害時にも容量に因るが数日の電力は確保可能になる、
電力会社からの給電は単相200Vに統一しエアコンとか洗濯機はAC200Vから給電する事で効率もよく送電ロスもかなり下がる事も有る
更に大きなメリットは「DC回線になると電気工事士の資格が無くとも工事が出来る」と言う事も有るので建築設備のコストも下がる筈である、
「余剰電力は貯めて置く」事を今後真剣に検討すべきだろう