梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

道:大雄山最乗寺から久野へ

2012-06-13 11:50:27 | 雑記
足柄古道に出たら峠に向わず平塚方面に向う、少しだけ下ったら直ぐに右に分かれる農道がある、他の中を下ると小さな橋があってまた崖沿いに上がる道路が見える、
やはり車は少ないこの道も広域農道の様だ、登りきると左側が開けて左右にぼつぼつと家がある、
この辺から見えるのは小田急線の線路でその向こうには酒匂川、更に先には御殿場線が通っているのだが判然とは見えない。
暫く丘の上の農道が続くとよく整備された道を渡る、直ぐ右手から鬱蒼とした杉の古木が並んでいる、大雄山最乗寺の参道だ、左に折れると伊豆箱根鉄道の大雄山駅である、
此処から本道までは未だ3km位ある、九十九折の道は結構勾配がきつく軽四輪ではセカンドとサードを頻々と入れ替えて登る、
車道が切れる手前から中央に古木が有って左手に幾つかの土産屋と駐車場が交互にある、
突き当たりの狭い急坂を登ると本堂前の車庫である、
此処に車を止めて登ると右手に大きな宿房らしき建物がある、木造の3階建で此れも見事だがこの景色は何処かで見た事がある、浜松の奥にある広方寺と言う古刹が有るが此処の宿房が良く似ている、参道の木立もその中を流れている沢も同じ様な雰囲気だ、調べてみたら広方寺は臨済宗、最乗寺は曹洞宗で共に禅宗なのでつくりが似ているのかもしれない。
本堂は更に一段高い所にあり横に広い大きな屋根を持っている、前をを通り抜けて更に奥に進むと「奥の院道了堂」と言う看板が有ったので進んでみる、階段を上がると右手にまた階段がある、結構高い、汗をかきながら登りきったら此処は一種の踊り場で水平に2~30m先にまた同じ位の階段がある、此処を登ると今度は右に曲がって幅の広い階段が曲がりながら続く、
結構な距離と高度を費やして登らなければならない、夏の暑い日だったのと連れが本堂でダウンしたので途中で挫折してしまったがこの次は制覇しよう、と思っていたら最近は坐骨神経痛だ、
車に戻ると来た道を戻る、一番奥の店でうどんと味噌おでんで昼を取ったが目ぼしい土産は無い
ヤマゴボウの味噌漬を買うが案の定塩辛くて高血圧の年寄りには少々厳しい、
何時も(この店は良く成り立っているな)と思うのだが、全く大きなお世話だな、
元の広域農道に戻り更に下るとやがてまた足柄街道に出て最後は小田原に着く、途中の久野と言うところから辻村植物公園に向かいそのまま裏の林道を辿ってゆくと箱根の堂ヶ島に抜ける間道となっている、箱根が渋滞した時は此処を良く使ったのだが最近は電車バスが多くなった