梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

金持ちが金持ちの為の政策をしている

2012-06-16 10:55:54 | 雑記
消費増税法案が基本合意したらしい、年金も結局高額所得者の制限は先送り、所得税の課税累進率の見直しも先送り、5年先には消費税は今の倍になる、所得に対する支出の割合が高ければ其れだけ負担率は高くなる「逆進性」の部分はそのままだ。
公務員の所得平均が国民の所得水準をかなり上回って居る事や世界でも高額で且つ国民人数に対して定数も世界で群を抜いて居る議員手当てもそのままだ、
結局金持ちが集まって金持ちの為の法律を作って居るのだから国民の為の法制化など望むべくもないだろう、だったらお為ごかしに「国民の為に」なぞと言わず、「我々を選んだんだからどう言う方を作ろうとも文句を言うな!」と声高に叫んだらどうだ、
「米櫃の米が殆ど無いから皆今まで1膳づつだった飯を7分目にして我慢してくれ」と言う配膳係りが喰い切れないほどの飯を先ず取ってしまっては納得のゆく訳もない、
日本の政治家はいつから此れほど卑しい連中ばかりになったのだろう、誰かが「今は政治家など居ない、居るのは政治屋だけだ」と言って居たのを思い出す、
しかし貧乏な庶民が政治に関わるのは難しい、金が掛り過ぎるし仮に立候補しても落選すれば元の職場に戻る事はまず不可能だ、結局このままのシステムで進みどんどん格差が広がって行くんだろうな、此れで若い者に「夢と希望」を説いても虚しいだけだ、子供を産む意欲が無くなるのも致しかた無いと言うものだろう、
若しかしたら封建時代と言われた江戸時代の方が今より為政者はマシなのかもしれない様な気がして来た、「このままでは駄目だ」と言う事は多くの庶民が抱えて居ると思うがどうしたらこの閉塞した世の中を開放できるのか?選挙で政権を交代させたら結局前以上に格差社会を増長し看板に上げて居た官僚支配の脱却は逆に進んで仕舞っている様だ、
毛沢東も結局政権を取ったら「天安門事件」まで突き進んで仕舞った訳だから人の性と言う事なのか、此処まで来るともう哲学科宗教になってしまうのかな、悲しいけど