梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

昔も今も言葉の話

2012-06-09 17:47:15 | 雑記
テレビのバラエティで貧乏料理の話題が有って「シーフードカップヌードルで茶碗蒸しを」と言うのが有ったのでやってみた、麺を全て食べたらスープに卵1個を入れて電子レンジで3分と言う話だったが若干あやふやだったので取りあえず2分やって見た、
しかし、650Wは少々強かったのかスチロールのカップが変形する、一旦マグカップに移してから再度30秒ほど加熱してみた、途中で器を入れ替えたので見た目はかなり悪い、しかし味は確かに悪くは無い、只最近女房に合わせて薄味に慣れた自分には少し味が濃かった、
まあもう一度やるかと言えば多分やらないだろうな、
貧乏料理は独身時代は随分いろいろ作ったものだった、「チョンガ料理」と言う言い方が有る、
「チョンガ」と言うのは韓国語が元らしいが今は使わない様だ、そう言えばあの頃使って居た言葉は消えたり用法が変わったりしていて違和感が有る事がままある、
今週のビッグコミックオリジナルで「山口一平太」の中で(題名は違うかもしれない、)
「ちゃりんこ」と言うのはは「昔は子供の掏りの事だったのに」と言う場面が有った、自分が上京した時には普通に使われて居た気がする、「げんちゃり」と言う言い方もその後出来て来た、確か関西では「チャリ」と言えばのばしたもみあげを指したのだが自転車をチャリンコと言うのだろうか?
おなじ漫画で「ヤバイ」と言う言葉の事が出て居たが確かに今の用法は違和感だらけである、
同じ様に若い女性(余り若くない女性も含め)やたらに「可愛い」と表現するのもなんとも嫌な感じがする、特に「おじさん、可愛い」と言う言い方は自分が言われたら実に不愉快になるだろう、(無論言われた事は無いが)我々の年代で「可愛い」と言うのは年上の物が年下の子に使う表現であり、それも15歳前後の男の子に「可愛いね」などと言えば「馬鹿にするな!餓鬼じゃない」と怒ったものである、
そう言えば実に嫌いだった「何気に」と言う言葉はいつの間にか消えてしまったので一過性と思えば良いのかもしれないがやはり日本語の文化は正確に継承したいものだ、
「英語が出来なければ国際的な時代に遅れてしまう」と言う意見もあるが日本語の意味合いがあやふやでは英語の単語や文法が出来ても意味は通じまい、英語教育に力を入れるのは結構だが日本人同士で正確なコミニュケーションが出来て居なければ恥を国際的な規模に拡大するだけではないか、