La douce vie

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フィギュアスケート:SOI 2013

2013-01-18 | figure skathing、ice show
いつも一人ひとり書いているんですが、同じプログラムだと同じ感想ばかりになってしまうので、今回はだらだらとした文で。

日本の客層の好みをリサーチしているんでしょうが、MWOですよね。
彼(彼女)ら(MWO参加スケーター)はすごいなぁ、ただじゃ転ばない(競技に参加しない)。きちんとSOIのジャパンツアーメンバーに入ってきた。ミシェル・クワンがブームを起こした時にアメリカ以外のスケーター(メダリスト含む)は「アメリカ人じゃないから、いつ(契約を)切られてもおかしくない」という意識でやってきた方々。技術的な準備にしろ、プログラムにしろ、ファンサービスにしろ、彼らの得意とする範囲はそれぞれ違うけれど、プロ意識の度合いが違うと思いました。
それにしても、日本ツアーでここまで往年のスケーターが揃ったのは初めてではなかろうか?懐かしのSOIという感じでこの来日メンバーなら日本よりかえってアメリカの往年のファン受けするのではないでしょうか。ジャパンツアーなので、往年のということなら、最近競技に参加された伊藤みどりさんが観たい!と思うのが日本人でしょう。それから、太田さんもだし、村主さんもだし。。。

バンクーバー以降のメンバーはライアンやショーンといった表現力が豊かなスケーターが選ばれているのがよかった。特にショーンは私のお気に入りなので、もっと見たかった!柔軟性も素晴らしいけれど、腕や四肢の使い方が魅力的です。あと、ケア姉弟。私のツボです。ケア姉弟も放送なかったですよね・・・。

ベテランの中で目を引いたのは、エカテリーナ・ゴールデワさん。「カルメン」をキュートに演じました。ターンを多用したプログラムで凝ってました。
それから、もちろん、カート・ブラウニングの「雨に唄えば」。よいプログラムは何度でも見たいと思っているので、今回もこのプログラムにしてくれてうれしいです。間違いなく、カートのプログラムの中で好きなプログラムです。女性スケーターに当時の恰好をさせて、最初の場面で二人で出てきたり、そういう遊び心、好きです。
遊び心とは違いますが、ジョニーのアーティスティックなメイクでのスワン。そうそう、こういうジョニーが観たかった!というザ・ジョニーがまさかSOIで見れるとは・・・。ジャパン・ツアーならではでしょうか?

ジェフと荒川さんとロシェットは恐らく今アマチュアに戻ってもある程度の結果を残せるようなスケーティングをしているので、脂がのっているプロスケーターという感じです。競技を見慣れているファンからみても、ベテランとはまた違う役割というか、プロとアマの架け橋的存在。

日本メンバー×カナダメンバーのグループナンバーはほとんど日本人をフューチャーした内容でしたが、最後に集まった時の彼らの雰囲気がよくて。カナダと日本は競い合う場面が多いけれど、なんとなく親しみを感じます。

さて、日本の面々。荒川さんが金メダルをとった頃は「あの、SOIに参加させてもらえる!」という感じでしたが、あれから何年。国際舞台で華々しい活躍をして、ショーにも慣れて、SOIの錚々たるメンバーに交じってもトリを務めるのにふさわしい演技をする日本人スケーターが何人もいるだなんて。日本スケーターは本当に成長しましたね。