La douce vie

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フィギュアスケート:レイバー・デイ・インビテーショナル村元・髙橋組

2021-09-06 | figure skathing、ice show
RD「ソーラン節」
 
思った以上にディープにソーラン節でした。(これが規定に認定されるのか、未だちょっと心配)
もっと、ヒップホップに合うとか、ダンサブルな要素が多いかと思いきや。
リフトがアクロバティックで曲調に合っていた。高橋選手が始めて2年目なのに、曲ごとにリフトを変えてきているのがすごい。年ごとにレベル取りの評価の条件が変わるのか?二人の技術とタイミングが合うものを模索しているのかもしれない。
それと、3回目くらいにして、ハッと日本語で歌っていることに気がつきました。そりゃそうか。


FD「ラ・バヤデール」
このプログラムとっても好きなので、持ち越してくれて嬉しかったです。
昨年二人の2つのプログラムを見てびっくりしたのが、ツイズルでも、手の振りまで入れて間を入れて、経験値の少ない二人なのだから、基本に忠実にして二人の距離を縮める方に集中させた方が良いのではと思ったのですが、今年を見て、コーチ陣はすぐこのレベルに行くことが分かっていたのだと思いました。こんな難しいこと最初からさせてたら、点数取りこぼすよ、という印象だったんですが、これは二人のポテンシャルを見極めた上での二年計画だったのかと思いました。

バンクーバー五輪くらいまでは、両方向の回転をするツイズルが苦手なトップスケーターは結構いたんですよ。バーチュ&モイヤ組とデービス&ホワイト組は新世代で子供の頃から、両方向のツイズルを取得してきたから、新採点法で当時のアイスダンス界では異例に早く頭角を表すことができたんですね。高橋選手もその苦手な選手たちと同世代なのに、両方向ともスムーズにこなし、それ以上のことをこなしている。シングルスケーターでショーで女性と組むくらいのことをしていた時はここまで出来ると想像していなかったので、本当に驚いています。
村元選手も昨年は失礼だと思ってかけなかったのですが、シングルスケーター時代の彼女の印象から想像していた以上に高橋選手と対等な存在感で踊れて、プログラムごとに表現を変えることに驚いていました。お見それいたしました。アイスダンスは女性が目立たなくてはいけないから、ネームバリューのある髙橋選手に負けない存在感があることはホント素晴らしいし、よい組み合わせだと思います。
(ツイズルに関しては村元選手は新採点に最も適しオールラウンダーを育てることに長けているコーチングをしているように思える濵田門下生だったので驚きません)
二人で組むスピンも軸が細く早くなってきているし、今年はこの環境の中、コーチの元でじっくり練習を積めてよかったと思います。