La douce vie

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「LOVE ALL SERVE ALL」藤井風

2022-06-10 | music
アルバムが出てからかなり過ぎています。

でも、最初のアルバムもじわじわ好きな曲が増えていって、早く感想を書いてしまったな、という反省もあったので。

藤井風さんはきっと曲ごとにアルバムごとに全然違うアプローチや作風を見せるだろうとは思っていましたが、やはり違う。ファーストアルバムがアーバンで夜のイメージなら、今回はオーガニックで柔らかな陽光のイメージ。

「まつり」はお祭りの楽器などを使いつつ、今時っぽい絶妙なバランス。「燃えよ」も「まつり」「青春病」もPVなく音楽の世界だけになると耳の印象が変わってくる。

「dmn」ライブ後半で盛り上がりそう。歌詞が英語に切り替わった時の爽快感が好き!
「やば。」そういう展開の曲調ですか!
「ロンリー・ラプソディ」最近、この曲が頭の中でぐるぐるしてます。
「それでは」聞くたびに、深く深く心に沁み入るメロディと歌詞。
「ガーデン」懐かしいような、優しいメロディ。


藤井風というミュージシャンと出会った曲「旅路」と「きらり」が入っている、という時点で私にとっては満足度が満たされているのですが(笑)
「きらり」は疾走感があるメロディの心地良さに、「り」や「ⅰ」で韻を踏んでるのにも遅まきながら気づく。

「旅路」はスタンダードになってほしい一曲。「誰かを愛したり♪」の次に来るのが「憎んだり」ではなく、「忘れたり♪」という言葉のチョイスが藤井風さんらしい、忘れられる方が残酷だ、と思う方もいると思いますが、もうひとつ高いところから見渡せている人だなと思います。



「藤井風TV」も観ました。藤井さんのピアノスキルだけでなく、ガッツリお笑いにもチャレンジ。助けを求める愛らしさも。歌も2曲聞けて嬉しい。


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