熱波の次に台風と大雨・・・と異常気象が続いて、ついでにお盆の値上がりで野菜も果物も高くなって・・・冷凍野菜に手が出る。インゲン豆、ブロッコリーとか安くて良いが、冷凍にはならないものがなすとかきゅうりだ。幸いなすは価格が安定して手が出やすいから、美味しく食べるように心がける。
男のくせにと思われるだろうが・・・・独身で外食派ではなかったので、何とか自炊するうちに若い女性より料理は上手だろうと自負する。
で、今日はなすを料理する。ゲッティ美術館(ロサンゼルス)が共催した「美術館博物館の地震対策シンポジュウム」がトルコのイスタンブールで行われた時、講演者として参加して、トルコ側の主催者が会食に招いてくれた時に出たのが「なす」の料理。宗教がイスラムのトルコではなす料理は「万」とバリエーションがあるらしい。通りのレストランのウインドウに見つかる料理にはなすの煮込み料理とかそれこそなす焼きのようなものまで・・・・いろいろ試したかったが、全てという訳にいかないほど種類があって、世界の三大料理と言われても、どんなものがお薦めか予め調べておくべきであった。
確か、「ためしてガッテン」でも美味しいなすの食べ方というのをやっていたように記憶する。
で、コロナで何度もスーパーに出かけなくても、おいしくなすを食べられれば少しでもフラストレーションが治まるかと思う。
ここ数日、なすの煮びたし、なすのトマト煮、酢の物、辛し和えとかやり続けているが、やはり、焼きナスからバリエーションを食べるのが良いと思う。
焼きナスは七輪に炭火を起こして、直に焼くのが最も美味しいというのは「試してガッテン」でもやっていたように思う。なすを洗って皮に包丁で軽く切り目を入れて焼きがったとき皮をむきやすくして置く。何度もなすを転がして焼いて軽く焦げるほどに焼く。
アルミホイルで巻いて焼くのは手間がいらぬようで、味は良くならない。それはなすの中の温度が上がって旨味の汁が出てこないからだと思う。七輪が無ければガステーブルの魚焼き器で焼いても良いが頻繁に焼け具合を見るために引き出してみて、温度が上がりにくいのが難点である。
で焼けたら、お出汁をかけて食べる。出汁は昆布や鰹節でとるか、煮干しでとる。島根や山口は煮干しが多い。子供の頃のうどんは煮干しの出汁であった。煮干しの出汁をとるのにはらワタを取るのが面倒であれば、汁茶碗に4,5匹の煮干しと水を入れ、冷蔵庫で一晩おくとワタを取らなくても上品な出汁になる。こうした出汁に「白だし」や少々の味醂を加えて好みの味にして熱いなすにかけて食べる。
つづく
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