大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

匠海(鮮魚料理/北新地)

2011年08月03日 13時41分07秒 | ジャパニーズ
 昔は『いか匠』と言う店名だったんですが、『匠海』に変更されたようです。このあたりのことをお伺いすると、以前はイカ料理に力を入れていたそうなんですが、烏賊に限らず魚介料理を提供しようと言うことで、店名も変更されたようです。
 
 
 さてメンソールなんですけど、烏賊のコース(6,000円)を予約時にオーダーしておきました。コースは他にタコのコース(6,000円)があります。烏賊のコースの場合は、いけすで泳いでいる烏賊を料理してくれる訳なんですが、入荷が不安定で、予約していてもありつけない場合があるようです。そのあたりもちゃんと予約時に説明してくれますので、問い合わせてみてください。
 
 突き出しに合わせてビールを一気飲みした後、まずは剣先イカを二尾使った姿作りが出されます。アルコール系ですけど、今回も日本酒をおまかせで料理に合わせて出してもらいました。造り、椀物、焼物、揚物、蒸物、冷菓というコース構成ですので、五勺程度の日本酒を6種類賞味したことになります。銘柄については覚えてません。(^^ゞ。
 
 剣先イカは新鮮で旨いです。メンソールは、イカや貝、白身魚の造りについては醤油を付けるよりもスダチやかぼすなどの柑橘系を合わせた方が、魚介類の味が引き立つと考えているので、最初の少しだけは醤油を付けてみましたけど、あとはスダチオンリーでした。最初の酸味が消えたあとに、イカの甘味がふわっと口の中に返ってくる感覚が何とも言えません。




 二品目の椀物ですが、こちらは鯛を使ったものです。詳しい調理方法は判らないんですけど、鯛の身が黄色みを帯びた餡のような物を抱きかかえた形になっていて、これがほんのりとした甘味があってとっても美味です。聞いてみると、トウモロコシを使っているそうです。なので、カツオの風味が豊ではあるんですけど、若干ですが洋風の気配を感じる味わいになっています。



 
 三品目は真魚鰹(まながつお)の焼き物。こちらも良い感じです。



 
 四品目は、最初の造りで使われなかったげそを使っての揚げ物です。焼き物や揚げ物って本当に酒が進みますね。



 
 五品目が蒸し物で、イカの焼売です。通常の焼売の、皮の代わりに千切りしたいかが使われています。



 
 最後が冷菓なんですけど、これは酒粕を使ったアイスクリームだそうです。





 どの料理もすばらしくて外れがまったくありません。メンソールは今回、カウンター席に座ったんですけど、大将の話も面白いです。個人的には、まず初回訪問時にはイカのコースを味わってみるのが良いと思いますけど、それ以降はメニューから自由にオーダーした方が楽しいように感じています。コース料理については、どの料理も外れがなかったので、多分アラカルトでオーダーしても、同じように妥協のない、上手い料理にありつけそうな気がします。日本酒以外にも焼酎にもこだわりがあるようで、多くの銘柄が用意されています。メニューに載っていない隠し日本酒や隠し焼酎もあるようなので、このあたりは遠慮なく大将に自分の好みを伝えるのが良いでしょう。


(店  名) 北新地 匠海
(ジャンル) 魚介料理、海鮮料理
(所 在 地) 大阪市北区曽根崎新地1-6-1 ENISHI北新地ビル二階
(電  話) 06-6341-7887
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 日祝
(予  算) 8,000円くらい
(カ ー ド) VISA、JCB
(個  室) 4人用と8人用の二部屋

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