大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

えにし(東心斎橋)

2005年05月11日 22時05分41秒 | チャイニーズ
 中華料理好きのメンソールが、ここしばらく中華料理を作ってないし食べてない。今年は年頭から、テーマをさかな系としてきたけど、そうした反動が出たのかいきなり中華料理が食べたくなった。

 で、行ってきたのがここ。住所とか電話番号とかは、後で詳しく書くけど、東心斎橋の『NOMISKEY』の北側で、『みとう』の南側。店は地下一階にあるんだけど、地上部分には行灯があって『四川担々麺』と書かれているので、中華ソバ屋だと勘違いする客も多いらしい。階段を下りたところがいきなり扉になっているのでちょっと戸惑うのと、扉が開けにくい。店内に入ると配管丸出しの空間があって、カウンターがある。カウンターはL字型になっていて、 10席。右手側にはボトルラックがあって、焼酎などが置かれている。カウンター内の右手奥には布一枚で仕切られた厨房がある。布一枚の仕切りなので、中で動く厨士の動きが良く見える。コンロなども、中華料理には必須の大型で火力の強いものではないし、なんと言っても中華なべのサイズが見慣れたものよりもずっと小さいことが見て取れる。

 メニューはハードケースに入れられたA4サイズのもの。それとは別に、右手側の壁には黒板があって、お勧めメニューがかかれている。実はメンソールは、このお勧めメニューの黒板に後から気がついた。先に気がついていれば、間違いなくメニュー構成は変わっていたはずだ。後から来たギャル三人組にはお勧めメニューの事を教えてたのに、メンソールは教えてもらえなかったような気が…。

 メンソールのオーダーは、まず紹興酒。中華料理には紹興酒が一番合うと思ってる。まずは、ピータンの二種盛。青島産のものと四川産のものの二種類が並べられており、醤油系のソースがかけられている。クコの実が散らしてあり、上には白髪ねぎと香菜が乗せられている。二種類のピータンは、色もサイズも異なっており、見た目にもなかなか楽しめる。ピータン特有の臭みはあまり無い上に、香菜の香りと味で、ピータンが苦手な人でも多分大丈夫じゃないかと思う。メンソールがちょっと気になったのは化調の味なんだけど…。

 紹興酒をお代わりして、二品目はナスのぴり辛炒め。黒板のお勧めメニューを先に見ていれば、ここは間違いなくホタルイカのマーラーソースがけになってたと思う。マーラーというのはクラシックの作曲家のことじゃなくて麻辛ね。山椒のしびれるような感覚と唐辛子の辛味。あまり辛じゃなくて、どちらかといえばほんのりとした甘味を感じる一品。これをおかずにしてご飯食べたらおいしいだろうなと思う。残念ながら、やっぱり化調を感じるんだな。

 もう一度紹興酒をお代わりしての三品目は麻婆豆腐。四川系の店なので、麻婆豆腐は絶対に外せないということで…。こちらもそれほど辛じゃない。でも、麻だった、花椒は挽き立てのものを使ってるのに加えて、好みでさらに山椒の量が増やせるようになっている。久しぶりにしびれる麻婆豆腐が食べれた。

 最後の酒は、ビール。酒を飲むときにビールから始める人が多いが、メンソールはビールで締めることが多い。ふくよかな麦の甘味があって、喉越しはかなりスムーズだった。いいビールだなと思って、銘柄を見たらキリンだった。キリンのビールって、ホップの味が華やかなんだけど、その華やかさが感じられなかったのは、山椒でしびれてたからかな…。


(店 名) えにし
(ジャンル) 中華料理(四川系)
(所 在 地) 大阪市中央区東心斎橋1-18-2 山本ビル地下一階
(電 話) 06-3281-0373
(営業時間) 18:00-29:00
(定 休 日) 月曜日休み
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1 コメント

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邯鄲小吃館 (コロンブス)
2005-12-31 08:37:55
酸辣麺は極太手打ち麺に辛くて酸っぱいスープだった。

トマトが入って食べたこと無い味。

でもすべて本場の味っぽい。
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