大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

あずま(天満宮店)/天二

2008年06月29日 14時30分17秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 偶然アンテナに引っかかった店で、メンソールとしては珍しく、閉店間際に飛込んだ店。日本酒&焼酎の取りそろえが豊富な店だと言うことは事前にわかっていたので、まずドリンクメニューを十分に吟味してみる。焼酎は100くらい、日本酒は30種類くらい置かれてるけど、その中からまずは『而今』をオーダーしてみる。最初は冷やで、続いて燗で。店主のマーシーは調理担当で、接客はご両親が担当されてる。このパパが、ものすごく酒好きで言葉の端々から日本酒に対する愛情が溢れている。メンソールは、これほど熱く日本酒を語る人に会ったことがない。

 日本酒は8勺強(150ml)で供されて、すべての日本酒は燗をつけてもらえる。アテの方は、まず突き出しの三種盛りがあって、続いてトリ貝&きずし、それから鶏肝へと続く。鶏肝は大山から取り寄せているそうで、毎日メニューに載るわけではないらしい。

 パパと意気投合してしまったんだけど、メンソールの本醸造酒はあまり好きじゃないという言葉に反応して、「だまされたと思って飲んでください」といって出してきたのが十四代の高木酒造が出している本醸造酒。これを燗でいただく。添加されているアルコールは感じ取れるものの、その輪郭が丸くなって境界線が判りにくくなって、上手く溶け込んでいるような、昔懐かしい日本酒の味を、上品にしたような感じ。アルコールを添加すると、添加アルコールが明確に分離して異質なものに感じられるんだけど、異質感が非常に弱い。次が越乃寒梅。メンソールは越乃寒梅に、それほど良いイメージは持ってなかったんだけど、これの燗が旨い。パパ曰く、越乃寒梅は燗で飲むための酒で、冷やで飲んでもその良さは判らないらしい。一度それほど美味しくないとインプットされてしまうと、それをもう一度飲もうとは思わなくなるもんだし、「まっ、だまされたと思って」の魔法がなければ、自分からは飲まなかったと思う。

 最後に三角(ぼんじり)を食べて、閉店時刻まで過ごした。酒類もフード類も、非常にリーズナブルだし、パパとの会話がものすごく楽しい。カウンターが高くて、店主のマーシーと会話しにくいのが残念。塩とか唐辛子とかにもこだわりがあるらしく、ヒマラヤ岩塩とか日本一辛い辛子、祇園七味とかが並んだりする。

 日本酒好きには是非行ってほしい店です。ビル一階のちょっと奥まったところにあるんですけど、内装もごく普通の居酒屋なんですけど、酒に対する愛情とこだわりはすごいです。


(店  名) あずま(天満宮店)
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市北区天神橋2-2-8 大阪屋南森町ビル一階
(電  話) 06-4801-8419
(営業時間) 17:00-26:00「
(定 休 日) 火曜日
(ウ ェ ブ) http://www.geocities.jp/aduma_ajiwai/(住吉店)
(注  意) 未成年のカウンタ利用は不可

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