朽ちた倒木の中や下に居る生き物、その2:コウガイビルの一種
倒木の下で丸まっていたのでカタツムリかと思った。
朽ちた倒木の中や下に居る生き物、その2:コウガイビルの一種
倒木の下で丸まっていたのでカタツムリかと思った。
大きなミミズ
林道を徘徊していると路上に大きなミミズが這っていた。思わず「でかい!」と叫んだほどだ。
路上のミミズの写真を撮ってみると大きさはよく伝わらない。
手で握ってみると「ワー、キモ!」長さは30cmぐらい、これは縮んだ状態なので未だ伸びる。
ボールペンと太さを比べてみるとボールペン以上の太さ。
山に入ると大きなミミズに出会うことがある。知人はヘビと間違えたほどだ。ミミズは未だ研究されてない種が多い。
昨夜は外灯の柱にコウガイビルが張り付いていた。しばらくして、再び戻ったらカタツムリを捕食していた。まるで蛇が獲物をグルグル巻きにしている形と同じであった。頭部がイチョウの形をしていて、昔の髪飾り、笄(コウガイ)に見立ててコウガイビルだが蛭(ヒル)の仲間ではない。
蛇足だが、奄美大島では山にはケンムンと言う妖怪がいて、その妖怪はカタツムリが好物だという。木の下に行くとカタツムリの中身が溶けたように綺麗に無くなっているのが有るが、これはケンムンが食べたといわれている。しかし、それはきっとコウガイビルが食べたに違いない。コウガイビルは腹部に口が有りカタツムリに差し込んで溶かすように食べます。
なおケンムンについてはこちら、ケンムンのオッサンが見られます。
カタツムリは隠れて見れませんが、頭部の下の胴の隙間に白い部分がわずかに見えます。
その他のコウガイビルの仲間