前回、ミズワラビを食べたことがないと書きました。そこで、ミズワラビを少し採取して試食することにした。少ない植物なので葉を少しばかり採取、そして、どんな味がするか分からないので茹でて味見、シンプルに素材の味だけで御浸しにして味わう、かすかに苦味があるが、癖は無く頂ける。続いて得意のベーコンバター炒め、バター味がしてすばらしい(^^)、ぶっちゃけ、素材の味はしない。まあ、好んで喰うほどでもないが、とりあえず食べられます。
田の雑草と言われていますが、奄美大島では田の減少と共にとても少なくなり絶滅しそうな気配です。又、稲作の邪魔になるので撤去される運命です。これは休耕田に生えていました。
図鑑では葉は食用になるという記述があります、しかし、普通のワラビのレシピはインターネット上では沢山出てきますがミズワラビのレシピは皆無です。又、私の手元にある山菜の本でも出てきませんでした。一度、食べてみようかと思います。
アクアリウムではウォータースプライトと呼ばれています。
ミズワラビ ミズワラビ科 水中、湿地に生ずるシダ、葉は2形有るのでそれぞれを個別にみると別種に見える。
胞子葉 3~4回羽状深裂 裂片は線形
栄養葉 2~3回羽状深裂 三角~長楕円形
羽片の分岐点に不定芽を生じる
根茎は短く、葉は叢生
追記:2019/03/09 購入した図鑑で奄美大島のミズワラビはヒメミズワラビと分りました。
参考図鑑、日本産シダ植物標準図鑑 海老原淳著 日本シダの会協力