MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

奄美大島の蝉:オオシマゼミ

2009-09-30 13:14:08 | 奄美大島の昆虫 六脚類

オオシマゼミはクロイワツクツクと非常によく似ていて写真で判別となると、翅の模様がわずかに違うだけなので、写した本人も間違えることが有る。写したらすぐに写真を整理しないと1ヶ月もすると「あれ何だったけ?」となることが多い。
また、鳴き声も変わっていて、山に入ると「キン、キン、キン・・・」と金属音が聞こえてくる。本土から来られたお客さんは「あれは何ですか?」と質問してくる。蝉だと答えるとびっくりなさる、2度びっくりするわけだ。
クロイワツクツクは海岸地帯から山地まで生息しているが、オオシマゼミは主に山地に生息しています。体長はオオシマゼミの方が大きい。


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奄美大島の蝉/クロイワツクツク

2009-09-29 13:18:10 | 奄美大島の昆虫 六脚類

奄美大島ではまだまだ蝉が健在で蝉の声があちこちから聞こえます。出会った蝉はクロイワツクツク。ジィーワジィーワジィーと鳴く。晩秋まで鳴いています。




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順調/リュウキュウキジバトの雛

2009-09-28 13:14:52 | 奄美大島で繁殖している鳥(留鳥、夏鳥)




19日に産毛の生えていた雛もしっかりした羽に変わってきました。ネズミ、カラスに襲われることもなく順調に育っています。巣立ちも近いが、飛翔力に乏しい雛は巣立ち直後に襲われる確率も高い。猫も目を光らせているからなぁ。

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秋の林縁を飾る花/センニンソウの仲間2種

2009-09-27 11:07:10 | 奄美大島の植物(草本・木本・シダ・コケ・山野草・雑草・水草)
林縁ではコバノボタンヅルとヤエヤマセンニンソウが咲きだしています。奄美のセンニンソウの仲間は春一番に咲くビロードボタンヅル、初夏に咲くヤンバルセンニンソウ、夏咲きのセンニンソウ、リュウキュウボタンヅルと続き、しんがりを務めるのが、この秋咲きのコバノボタンヅルとヤエヤマセンニンソウ2種でセンニンソウの仲間は季節を追って楽しめる花です。

コバノボタンヅル



葉は2回3出複葉


ヤエヤマセンニンソウ



ヤエヤマセンニンソウには托葉が有ります(写真真ん中、赤矢印)
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アリモドキゾウムシ

2009-09-27 10:45:09 | 奄美大島の昆虫 六脚類
昨夜、外灯周りを見ていたらアリモドキゾウムシが這っていた。燈火に誘われて訪れたらしい、取り合えず確保。
アリモドキゾウムシはサツマイモの大害虫で、この虫がサツマイモに付くと苦くて食用にはならず、家畜の飼料にもならない。よって、アリモドキゾウムシの発生している地域からのサツマイモ類(サツマイモ、グンバイヒルガオ、ノアサガオ等)の持ち出しは禁止である。
奄美ではこの虫が寄生したサツマイモはサシドンと呼んでいます。



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