昨日の事です、いつものように山道を徘徊していたら道端でアマミヤマシギがうずくまっていた。近付いたら飛び上がるけど飛べないし、すぐにまたうずくまる、だいぶ弱っていた。道路上なので交通事故かと思い、交通事故なら人間の責任なので、保護することにし、所定の動物病院へ届ける。
先ほど、その後の経過の件で死亡との連絡がありました。残念・・・、アマミヤマシギは環境省の保護増殖事業に含まれている動物の一種です。原因は猫等に噛まれて傷が化膿し、膿が体に回っていたとのこと、道路でうずくまっていても交通事故でない場合があるらしい。
野生動物を保護するということは、見極めが必要です。野生の動物に人の手で助けるか、助けないか、小鳥の雛が落ちていたりすると、誤認保護したりする場合があります、基本的には人の手を差し伸べるのやめましよう。
ライオンは弱った動物を襲うらしい、それは結果的には自然の中で生き残れる強い動物を作りだしているとのこと。
一月前から咲いていましたので、そろそろ終わりです。4年前(?)ぐらいに同窓のKから生えている場所を教わり、道端なので毎年草刈りでやられ、だんだんと消滅していくので、Kに「お前、保護しとけ」といわれて一株だけ移植した。それは、毎年花を付けるが少し元気がない。元の生えていた場所は10株ほどあったが工事で全滅、情けない、すべて移植しておけばよかった。最近、リュウキュウスズカケの生えている場所も工事予定のため刈り取られていたと新聞記事になっていた。工事するときは事前に調査などをして移植可能なら移植すべきですね、植物自体、そんな簡単に滅びることはないが工事などで環境を破壊されるのが一番怖い。植物は絶滅危惧種とか何とかで保護されているが、環境は殆ど保護されず、工事で絶滅されることの方が多いです。
シロバナサイヨウシャジン(白花サイヨウシャジン)
奄美大島でサイヨウシャジンの白花の写真を載せているのはKと私ぐらいか・・・