奄美の森は季節的に天気が良いと森林浴に絶好の日となります。緑は目に優しく、森に入ると特有の香り、心身共に安らぎ、満ち足りた気持ちになれるのです。
新緑の美しい山並みは目が痛いほど
さて今日はクスノキの観察、クスノキは鹿児島県の県木にも指定され、姶良市には日本一大きなクスノキがあり、また私が以前住んでいた鈴鹿市にも大きなクスノキがありました。また、樟脳の原料としても有名です。それは置いておいて観察を進めます。
この時期は古い葉を落とし、新しい葉との入れ替えの季節で、古い葉は紅葉して落ちます。
クスノキの葉の紅葉
樹皮は縦に深い割れ目があります。
葉の主脈と最下の側脈が交わるところが膨らんでいて、ダニ部屋と呼ばれ中にダニが住んでいると言う、興味のある方は検索で調べてください。
クスノキ
これはクスノキの葉にだけ見られるというので似ている種との区別点になる。
今の時期の木の実はゲッキツの実が見られ、赤い可愛らしい実なので観賞価値はあると思います。昔は生垣としてよく見られたが、最近はあまり見かけない、主に海岸地帯で見られる低木です。
ゲッキツ ミカン科
潰すと白い種子が一個入っています