林道上にカラスの死体が転がっていた。今の時期は鳥たちの繁殖も一段落し、若い個体の多い季節でもあります。経験の浅い若い個体は餌を上手く採れなかったり、災難を上手く避けることが経験不足なため交通事故で命を落としている若い個体もいます。たぶん、この死体もそのようにして命を落としたと思われます。死体はかなり腐敗が進み蛆がわいていました。そして、その死体にクロマダラソテツシジミが止まっていました。ただ止まっているだけかと思いましたが、よく見るとなんと口吻を伸ばして腐敗汁を吸っていました。過去にも農道で潰れたベンケイガニに群がるクロマダラソテツシジミを見たことがあります。
カラス死体の腐敗汁を吸うクロマダラソテツシジミ(住用町) クロマダラソテツシジミ少しづつですがあちこちで見かけるようになりました。
過去記事:ミミズの死体に来た蝶