MIRACLE NATURE@世界自然遺産の島、奄美大島

奄美大島の自然観察とその他。写真、記事文の無断複製複写引用全て禁止です。

朽ちた倒木の中や下に居る生き物、その1:シリケンイモリ

2022-01-14 20:47:46 | 両生類&爬虫類

朽ちた倒木の中や下に居る生き物、その1:シリケンイモリ

森の朽ちた倒木の下や中にはいろいろな生物が隠れているのでひっくり返して観察。

出てきたのは5cm程の小さなシリケンイモリ、シリケンイモリは水中で孵化し、鰓のある幼体になり成長、鰓が無くなると陸に上がり、以後、陸上生活し、性的に成熟すると水中に戻る。小さなシリケンイモリが池沼等の水中でみられないのはこのためだ。普段は石の下や倒木の下に隠れています。

小指ほどの大きさのシリケンイモリ

某案内人が雌雄の区別は総排出口でするとどこかで聞いたようなことを説明していたけど、それは性的に成熟している個体だ。

 

高校の時に麻布獣医学園(麻布大)の方が生物部に訪ねてきてシリケンイモリの居る場所を教えてくれと言うので案内したことがある、詳しく聞くと両生類の寄生虫を研究しているという。10年位前、麻布獣医学園出身の故・後藤先生にその事を話すと「それは多分xxxだろう」と具体的な人物の名を出したけどxxxは忘れた。

昔は奄美大島の動植物のことは大島高校生物部へ聞けというぐらい活発で、全国の自然研究者は来島するとまず、大島高校生物部へ訪れました。

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路上でお見合い?イボイモリ

2021-11-20 22:36:15 | 両生類&爬虫類

路上でお見合い?イボイモリ

林道を走っているとイボイモリが2匹、見つめ合っていた。接近すると逃げ出したが、何故見つめ合っていたのだろう。

小さい方は雄か???

接近すると体をUの字に曲げ警戒威嚇のポーズ

こいつは雌?

こんな顔してます

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今日の鳥見、小湊方面

2021-10-20 20:25:43 | 両生類&爬虫類

今日の鳥見、小湊方面

牧草地でアオサギ、その他ダイサギ、アマサギなど

林縁ではエゾビタキ2羽

珍しい鳥はいませんでした。

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奄美大島の爬虫類:アマミタカチホヘビ

2021-09-13 19:12:35 | 両生類&爬虫類

奄美大島の爬虫類:アマミタカチホヘビ

出会うことの少ない珍しい蛇、暗い湿度の高い森の中に住んでいて、朽木や腐植質の土の中にいるが夜間、森の路上で出会うこともある。主食はミミズだ。体長20~55cm程、本土のタカチホヘビより尾は長く、頭部の色は淡い、体側の腹側の色は黄色。和名は採集者の高千穂宜麿氏にちなむ。

アマミタカチホヘビの体鱗列数は23

今まで輪禍に遭った個体しか観察したことがなかったけど知人が持ってきた。もしかしたら、意外と身近で出会うこともあるかもしれない。

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オットンガエル幼体

2021-09-05 19:40:58 | 両生類&爬虫類

オットンガエル幼体

林縁の路上で小さなカエル、リュウキュウカジカガエルやヒメアマガエルぐらいのサイズ、何かと思ったらオットンガエルの幼体だ。オットンガエル成体は、路上でよく出会うけど幼体は珍しい。

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