解り辛いが赤矢印で示しています。ケアシハエトリ(矢印左、枯れコシダの上)が他のクモの網に侵入を開始していました。両者の間はおよそ20cmぐらい。
前脚で軽く触り、網を振動させます。網の持ち主に餌がかかったと思わせるのです。つまり、相手をだまして近くまでおびき寄せるのである。
網の持ち主が餌がかかったと勘違いして駆け寄ってきました。それと同時にケアシハエトリが動きます。そして、網の持ち主の横に回り込みました。ジャンプして確実に相手を捕えられる距離です。息を飲む瞬間!!!図鑑では「枯葉を足場に・・・」となっていましたが、この場合は網の上から直接でした。いろいろなパターンがあるらしく図鑑に書いてあるのは一つの例にすぎないと思います。この網の場合は網に一つも枯葉がなかったのです。たくさん観察してみないと僕もよくわかりません。
ジャンプして見事に捕えることに成功しました。しおり糸でぶら下がっています。
網主を捕え元の場所に戻りました。枯れシダが折れて戦いの跡
幸運にも続けてケアシハエトリの行動が観察できました。
ハエトリグモというよりはクモトリグモです。
何!そんなののどこが面白いかって?・・・