9月6日から10月15日までの40日間,管内農業士をはじめとする先進農家宅に,農業大学校の研修生10名が派遣されています。
普及センターでは,これら研修生の相互交流と管内先進農家の高い技術力を研修生に学んでもらうため,10戸の受入農家のうち3戸を訪問のうえ交流する「みやぎ農業未来塾(優良事例調査講座)」を10月6日に開催しました。この講座では,日頃学校で学習している専門以外の技術にも触れ,新たな発見があったようです。特に,訪問したどの経営体でも消費者とのネットワークが構築されており,「食べる人」を意識した生産に共感していました。
昼食を挟んで実施した管内女性農業士との交流会では,農業大学校の研修生それぞれが「この派遣研修で得たもの」を一言ずつ発表しました。『農業は天候に左右され,改めてその大変さを実感した。』『農作業は大変だが,農家生活は本当に楽しい。』『この研修で得た体験を見たままにするのではなく実践したい。』等の発表内容に,女性農業士の皆さんは口々に「研修開始の時とは比べものにならないくらいたくましくなった。」と話していました。
また,普及センターからは国や県が推進している「食料自給率向上について」情報提供し,併せて米政策改革大綱を契機に消費者重視・市場重視の考え方に立って需要に即応した米づくりや,小麦の代替として米粉を推進している現状をお話ししました。
今年度の研修生は10名中6名が非農家出身ですが,農業をどう感じているか(今後の進路は)という女性農業士からの問いに,『実家は農家だが継ぐかどうか迷っている。できれば卒業後は研修を経てから就農を考えたい』と真剣に農業に向き合っている姿や,『農業は大変だけれど楽しい。卒業したら農業やそれに関連する仕事に就きたい』等の発言があり,女性農業士の皆さんは「今日は研修生の皆さんに元気をもらいました。こんなに一生懸命取り組んでいる姿を見て,農業も捨てたものではないと思えました。」という感想を述べていました。日頃,正面切って話せない農業観を交換したひとときでした。
優良事例調査講座
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138
普及センターでは,これら研修生の相互交流と管内先進農家の高い技術力を研修生に学んでもらうため,10戸の受入農家のうち3戸を訪問のうえ交流する「みやぎ農業未来塾(優良事例調査講座)」を10月6日に開催しました。この講座では,日頃学校で学習している専門以外の技術にも触れ,新たな発見があったようです。特に,訪問したどの経営体でも消費者とのネットワークが構築されており,「食べる人」を意識した生産に共感していました。
昼食を挟んで実施した管内女性農業士との交流会では,農業大学校の研修生それぞれが「この派遣研修で得たもの」を一言ずつ発表しました。『農業は天候に左右され,改めてその大変さを実感した。』『農作業は大変だが,農家生活は本当に楽しい。』『この研修で得た体験を見たままにするのではなく実践したい。』等の発表内容に,女性農業士の皆さんは口々に「研修開始の時とは比べものにならないくらいたくましくなった。」と話していました。
また,普及センターからは国や県が推進している「食料自給率向上について」情報提供し,併せて米政策改革大綱を契機に消費者重視・市場重視の考え方に立って需要に即応した米づくりや,小麦の代替として米粉を推進している現状をお話ししました。
今年度の研修生は10名中6名が非農家出身ですが,農業をどう感じているか(今後の進路は)という女性農業士からの問いに,『実家は農家だが継ぐかどうか迷っている。できれば卒業後は研修を経てから就農を考えたい』と真剣に農業に向き合っている姿や,『農業は大変だけれど楽しい。卒業したら農業やそれに関連する仕事に就きたい』等の発言があり,女性農業士の皆さんは「今日は研修生の皆さんに元気をもらいました。こんなに一生懸命取り組んでいる姿を見て,農業も捨てたものではないと思えました。」という感想を述べていました。日頃,正面切って話せない農業観を交換したひとときでした。
優良事例調査講座
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138