宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

食材伝導士の農作業実習が行われました

2010年10月29日 13時36分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 宮城県仙台地方振興事務所では,地元食材の美味しさや生産者の想いとこだわりを消費者に届ける料理人「食材伝導士」の育成支援を行っています。普及センターでは,料理人への農作業実習のコーディネートを通して伝導士育成のお手伝いをしています。
 今回は仙台市の伝統野菜「仙台曲がりネギ」の栽培を行っている農家で実習を行いました。狭い苗床からネギを抜き取り,広い畑に植え直す定植作業は,腰を曲げる姿勢の連続で,立ち仕事に慣れている料理人も「明日は筋肉痛だな。」と苦笑いの場面もありました。
 実習はネギのほかトマトやレタス,果物や魚介類など多岐に渡ります。休日返上で農作業を行う料理人の熱い想いに応えるべく,われわれ職員も精一杯応援してまいります。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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プロから味噌づくりの極意を学ぶ~販売にむけての仕上げ~

2010年10月29日 11時58分33秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 大河原農業改良普及センターでは,『女性農業者起業活動支援事業』を活用し,地場産大豆の味噌販売につなげるため,JAみやぎ仙南丸森地区女性部の『ふれあい農園加工所』のメンバー等7名に対し,10月6日に味噌加工研修会(仕上げの部)を開催しました。
 宮城県味噌醤油工業協同組合 専務理事兼技術部長 山田勝男氏を講師に,5月の研修会で仕込んだみその仕上がりの確認や,味噌販売に関する講義を行いました。
 今回は,販売するための留意点,特に色調が大事ということで,味・香りと積算気温との関係や貯蔵方法等について研修しました。また,「モノをつくって売る」ことの心構えや関係法令,表示のルール等について詳しく説明を受け,JA担当者を含め受講者は熱心に聴講していました。
 『ふれあい農園加工所』のメンバーも農産加工品の販売に意欲的で,今回仕込んだ味噌は試作品としてJA職員等に販売したり,JAまつり等で出品する味噌おにぎり等に活用するよう誘導しました。
 今後も,食料自給率の向上に向けて地産地消や農産物利活用の取り組みを支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138

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