宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小ねぎのブランド化と地域振興を目指す

2010年10月19日 16時09分05秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
美里普及センター管内では,小ねぎの周年栽培が行われ,年間の総生産量は約680トンで県内一の生産規模を誇っています。そこで,生産者と商工関係者が連携した,小ねぎPRと地域振興をこれまで以上に進めるため,先進地視察研修会を開催しました。
 研修では,鹿沼市担当者の方から,生産量第1位のそばを活かした「そば振興計画」について説明を受けました。また,地元で昔から食べられている「にらそば」商品化の話を伺いながら試食しました。
 参加した飲食関係者と小ねぎ部会(生産者組織)の方々は,帰りのバスの中で「小ねぎそば試食会」の開催に向けた話し合いが進み,涌谷町の新たな名物料理の芽が出始めていました。また,関係機関からは,「価格助成で生産振興の支援をしつつ,実需者と連携し観光に活かしている点は参考にしたい。」と感想をいただいた。
 普及センターでは,関係機関及び商工関係者と連携し,地域農業の振興と地域経済の発展に向け支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225

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みやぎ農業未来塾 スポーツ交流会が開催されました

2010年10月19日 11時14分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
亘理農業改良普及センターでは,亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(以下「亘理名取地区4HC」という。)と宮城県農業大学校先進農業体験学習生(以下「学習生」という。)を対象に,農業・農村や農業後継者に対する理解を深めてもらうため,みやぎ農業未来塾「地域農業交流講座」として,毎年秋にスポーツ交流会を開催しています。今年は,平成22年10月9日(土)に,山元町牛橋公園にある山元町民野球場において,ソフトボールによるスポーツ交流を行いました。
亘理名取地区4HC員17名,学習生5名の計22名が参加,2チームに分かれ紅白戦を行い交流を深めました。MVPには,学習生の柴山君が,クラブ員では亘理町の百井君が選ばれ,賞品が授与されました。
宮城県農業大学校の専修学校化により非農家出身の学生も増え,農村生活や農業後継者の実態に触れる機会がない学習生にとっては,貴重な経験になったと見込まれます。普及センターとしては,みやぎ農業未来塾開催事業や,農村青少年クラブへの支援を通じ,農業後継者の確保,育成に努めて参ります。

(連絡先)亘理農業改良普及センター 地域農業班
     TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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