宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻地区4Hクラブみやぎまるごとフェスティバルで農産物販売

2010年10月21日 16時31分34秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成22年10月16日・17日に開催された,「みやぎまるごとフェスティバル」に石巻4Hクラブ員が農産物販売に参加しました。
 石巻4Hクラブは5年以上前から,まるごとフェスティバルに参加しており,顔なじみとなったお客さんからは,「今年も来たね」とか「新鮮で美味しいね」と声をかけてもらっていました。
 今年は,お米やトマト,ミニトマト,キュウリなど石巻地域の農産物を販売しました。
石巻4Hクラブの他に,隣のブースには美里地区や大崎地区の4Hクラブも参加していましたが,2日続けて販売を行ったのは,石巻4Hクラブだけで両日4名ずつメンバーが参加して,「いらっしゃいませ」,「ありがとうございます」と大声で張り上げて販売しました。
 もともとは自分たちのクラブ活動費を捻出するために,自分たちが生産した農産物を販売していましたが,今では,消費者との交流も目的に加わり,お客さんと会話しながら,石巻地域がトマトやキュウリ,いちごの産地であることをPRする絶好の場だと考えて活動しています。
 来年も再来年も4Hクラブが継続する限り,消費者交流の一環として「まるごとフェスティバル」に参加していきたいと思っています。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班  技術主査 須藤邦彦
TEL:0225-95-1435       FAX:0225-95-2999

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サシバエ対策のためにネットを設置しました!

2010年10月21日 16時30分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
晩夏から秋にかけては,吸血昆虫であるサシバエの活動がもっとも活発になる時期です。サシバエの多い牛舎では牛は絶えずストレスにさらされ生産性が低下するほか,落ち着きなくなり作業安全性も悪化します。
 朝晩は草むらで休み,日中牛舎に吸血に入るというサシバエの習性を利用して,ネットの設置が有効であるという報告があり,9月12日に川崎町の酪農家で実証を行いました。
 50頭を飼養する牛舎の中で特に被害が多いという西面と南面を覆うこととし,ワイドクロス社のBK-300という2mm×4mm目合いの黒のネットを6人で2時間ほどかけて設置しました。
 最初はサシバエとイエバエの区別がつかなかった酪農家の家族も,実際にネットにかかったサシバエの多さに驚き,また吸血してお腹がふくれたハエがネットに頭を突っ込んで動けなくなったところも観察することができました。
 もっと早い時期に設置することが理想的ではありましたが,今年は秋になっても暑い日が続き,設置後の効果も実感できているようです。今後は管内畜産農家への普及に努めて参ります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4Hクラブ員と農業大学校生との交流~技術交換大会を開催~

2010年10月21日 16時22分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 去る10月5日,石巻地区4Hクラブでは,石巻管内で9月6日から40日間の先進農業体験学習中の農業大学校生7名と技術交換大会を開催しました。
4Hクラブの恒例行事としており,先輩農業者として体験学習の激励と学生同士の情報交換頭から効果的な研修の一助となる事業となっています。
 技術交換大会は農業の基礎的用語や宮城県の農業に関する,合計40問を制限時間内に解答する技術競技で学生7名と4Hクラブ員8名がそれぞれ挑戦しました。
 学生7名中,最高得点は23点で園芸学部の2名が同点優勝。7名の平均得点は18.4点でした。
 4Hクラブ員8名中,最高得点は26点で学生同様に2名が同点優勝。8名の平均得点は21.8点でした。
 すでに就農して現場経験のある4Hクラブ員の意地を見せ,最高得点・平均得点ともに学生を上回る事ができたようです。
 技術競技終了後は,交流会場へ移動して,より多くの就農する仲間が増えるよう,学生と4Hクラブ員の意見交換を行い,お互いに親睦を深める事ができたようでした。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班  技術主査 須藤邦彦
TEL:0225-95-1435       FAX:0225-95-2999

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする