宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会先進地視察研修~「仙台小ねぎ」を活かしたた地域作り支援~

2013年11月11日 13時52分20秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会は,涌谷町の地域特産品である「仙台小ねぎ」を通した地域活性化を支援するため,今年6月に設立された組織です。
 平成25年10月30日,山形県北村山郡大石田町の特産品「そば」を通して地域活性化に取り組んでいる先進事例を視察し,今後の活動の参考にすることを目的に視察研修会が開催され,「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進委員等17名が参加しました。
 当日は,大石田町におけるそば生産拡大の経緯や『かおり風景100選「大石田そばの里」推進協議会』(事務局:大石田町産業振興課)の活動概要と組織運営,今後の課題等について学びました。
 また,推進協議会参加団体の中には,生産者,JA,行政の他,そば打ち愛好者や食べるのが好きな方,学術的にそばを研究している方達のグループもあり,町内でそばを通して幅広い活動を行っている人々で構成されているとのことでした。色々な人たちと一緒に活動するとアイデアが増え,それを一つ一つ積み上げていき,皆さんの意見を取り入れていくと,その人達が一緒に応援してくれるようになるとの貴重な話を伺いました。
 「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会では,今回の研修会で学んだ地域づくりの内容をこれから開催予定のイベント等に活かしていく計画です。
 普及センターでは,今後も「仙台小ねぎ」を活かした地域活性化の支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  地域農業班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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北浦梨(きたうらなし)商品化試作品発表会の開催~美里町内飲食店による梨商品開発支援~

2013年11月11日 13時47分04秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 美里町北浦地区を中心に生産されている梨は大正時代から本格的に栽培がはじまり,「北浦梨」として知られています。美里町はこの梨を地域資源として捉え,「お店で食べられる」,「お土産にできる」特産品の開発を進めています。
 今年8月から,美里町主催で,普及センターが開発支援を行ってきた「北浦梨ピューレ」を原料とした調理実習・研修「北浦梨商品化研修会」が3回開催され,その成果や取組のPRのため,平成25年10月26日(土)ヨークベニマル北浦店(美里町内)にて,研修会に参加した町内飲食店経営者等7名が試作品の発表を行いました。披露された梨商品試作品は,これまでの研修で学んだレシピや梨ピューレの使い方を参考にして,「梨のチーズケーキ」,「梨の焼き菓子」,「梨を使った漬物」,「梨の冷製スープ」,地域伝統食「すっぽこ汁」等合計10品です。
 当日は試食品の提供とアンケート調査を行い,消費者からよりよい商品づくりに向けて意見をいただきました。試作品はどれも好評で,「梨の風味や甘みがいかされていて良かった」,「試作ではなく早く販売して欲しい」等の感想や意見がありました。梨商品は数品の商品化が決まっており,今後美里町内で購入することができます。
 普及センターでは,今後もこのような地域資源を活用した特産品開発の支援を継続します。
<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  地域農業班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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小ねぎ料理アイデアレシピコンテスト開催!~地元高校生が「仙台小ねぎ」を使った料理を考案しました~

2013年11月11日 13時25分57秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会は,涌谷町の地域特産品である「仙台小ねぎ」を通した地域活性化を支援するため,今年6月に設立された組織です。
 推進委員会では,昨年度に引き続き,涌谷高等学校生を対象にした「小ねぎ料理アイデアレシピコンテスト」を開催し,高校生からの応募数は41点にのぼりました。
 平成25年9月13日に開催されたレシピ審査会では,応募された書類をもとに,涌谷高等学校家庭科教論,涌谷町栄養士,普及センター等7名が審査員になり,入賞作品5点を選定しました(なお,今回は入賞作品5点でしたが,同じ内容の入賞作品であったため入賞者は6名になりました)。
 また,平成25年10月14日(月)には,表彰式を「わくや産業祭2013(遠田商工会主催)」会場にて行いました。
 今回の入賞者,入賞レシピ名は以下のとおりです。
 涌谷高等学校 千葉優華さん(2年):「小ねぎスープ餃子」
浮津悠暉さん(2年):「小ねぎのささみ巻きフライ」
橋杏奈さん(2年):「小ねぎとじゃがいものコロッケ」
杉原詩織さん(2年):「小ねぎ味噌のぶた肉丼」
及川紗菜さん(2年)・菅原彩可さん(2年):「小ねぎのはっと汁」
 来年3月から涌谷町内の飲食店で今回と昨年度の入賞レシピが食べるられるようなイベントを開催する計画です。
 普及センターでは,今後も「仙台小ねぎ」を活かした地域活性化の支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  地域農業班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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農業未来塾先進農業視察研修会を開催しました!

2013年11月11日 13時00分19秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 10月24日(木)に若手農業者等を対象に未来塾先進地視察研修会を開催し,8名の農業者が参加しました。
  はじめに,山元町に建設された復興支援のためのイチゴとトマトの大規模技術実証施設を視察しました。各種先進技術を導入してイチゴ高設栽培とトマト低段栽培の生産実証に取組み,復興支援のための早期の技術確立を目指していました。担当者は,まだ取組みは始めたばかりで今後改善を加えながら先進技術を定着させていきたいとのことでした。
 次に,柴田町で花き生産を行っている齋藤園芸,大宮氏の2名のハウスを視察しました。齋藤園芸は,シクラメン,カーネーションなどの鉢花を生産しています。現在は,シクラメンやポットマムが中心で,ハウス内に出荷間近のきれいな花が整然と並べられていました。また,大宮氏は,輪ぎくとトルコギキョウを栽培しています。品種構成の考え方や販売先などで苦労した点や輪ぎくについては,ハウスと露地での栽培を行っているが販売は年々厳しい状況であることや労働力不足が課題であるなどのお話を伺い,参加者は熱心に聞き入っていました。
 普及センターでは今後も若手農業者の資質向上を支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


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