「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会は,涌谷町の地域特産品である「仙台小ねぎ」を通した地域活性化を支援するため,今年6月に設立された組織です。
平成25年10月30日,山形県北村山郡大石田町の特産品「そば」を通して地域活性化に取り組んでいる先進事例を視察し,今後の活動の参考にすることを目的に視察研修会が開催され,「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進委員等17名が参加しました。
当日は,大石田町におけるそば生産拡大の経緯や『かおり風景100選「大石田そばの里」推進協議会』(事務局:大石田町産業振興課)の活動概要と組織運営,今後の課題等について学びました。
また,推進協議会参加団体の中には,生産者,JA,行政の他,そば打ち愛好者や食べるのが好きな方,学術的にそばを研究している方達のグループもあり,町内でそばを通して幅広い活動を行っている人々で構成されているとのことでした。色々な人たちと一緒に活動するとアイデアが増え,それを一つ一つ積み上げていき,皆さんの意見を取り入れていくと,その人達が一緒に応援してくれるようになるとの貴重な話を伺いました。
「『仙台小ねぎ』の里わくや」推進員会では,今回の研修会で学んだ地域づくりの内容をこれから開催予定のイベント等に活かしていく計画です。
普及センターでは,今後も「仙台小ねぎ」を活かした地域活性化の支援を継続します。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225