仙南地区直売グループ連絡協議会は,白石市の青っ葉市,角田市の葉っぱ市,川崎町のかあちゃん市等,仙南地区の6直売所が参加し平成12年に設立した会で,相互交流,連携強化,共同研修会の開催等を通じ,各直売施設の一層の円滑な運営を図り,共存共栄によって地域活性化の役割を担うことを目的に活動しています。
当会では,年一回のペースで先進地視察研修会を行っており,今年は,①特徴のある,消費者にとって魅力のある直売所づくり,②もち加工品の販売,提供の強化の2点について学ぶため,「もち文化」の先進地,岩手県一関市にある道の駅「かわさき」及び「厳美渓」への視察研修を行いました。
道の駅「かわさき」では,魅力ある直売所づくりのため,夕方まで品揃えを切らさない,継続して新商品を開発する,グリーンツーリズムを取り入れた集客・宣伝を行う等の取組みを行っていることを学び,実現するための工夫について熱心に研修しました。
(熱心に研修中)
同様に,道の駅「厳美渓」では,もち文化を特色とした道の駅づくり,もち加工におけるバリエーションを増やす工夫などを学び,併設するレストランで提供するもち料理も味わいながら有意義な研修を行うことが出来ました。
(人気メニューに学ぶ)
(人気メニューの和風餅セット)
帰りの車内では、各直売所からの参加者が意見交換を行い,今回の研修で学んだことを各直売所に持ち帰り,より工夫を重ねて行きましょうという声が聞かれました。
普及センターでは、今後とも,生産者の農産物直売所を拠点にした特徴ある農産物の生産や魅力的な加工品等の商品開発,販売活動の展開を積極的に支援してまいります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138