宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南農業士会の研修会(仙南の農産物を味わう会)が開催されました。

2014年12月04日 16時04分09秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
11月26日~27日に県内の農業士が一堂に会し,今後の活力ある農業士活動の推進に資するため,仙南の農業士や農業関連施設等の技術及び経営状況について研修を行う宮城県農業士技術交換交流会が行われ,併わせて仙南農業士会の会員が生産した仙南地域の特産品のPRするため「仙南の農産物を味わう会」が開催されました。

当日は,あいにくの天候でしたが,県内各地の農業士と関係機関27名が参加し,視察先や情報交換会時に下記の仙南農業士会の会員が生産した農産物や加工品を味わいながら,農業士相互の情報交換によるネットワークの強化と,新たな取り組みに向けたきっかけ作りが行われました。

◎仙南の農産物を味わう会に提供された農産物・加工品
①白石産りんご(3種) ②大河原産どぶろく(2種) ③蔵王産洋なし(3種) ⑤角田産梅干
⑥角田産ずんだクリーム大福 ⑥蔵王産ハーブ茶(2種)




〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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「先端技術展開事業での取組を披露 ~キャベツ栽培の機械化一貫体系実証現地検討会~」

2014年12月04日 10時28分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 11月21日、岩沼市の農事組合法人林ライスのほ場を会場に、農研機構東北農研センターと宮城県農業・園芸総合研究所主催の「キャベツの機械化一貫体系実証研究」現地検討会が行われました。県内の農業者、関係機関担当者のみならず、東北6県からも参加があり、約90名の検討会となりました。
 津波被災後に設立された農事組合法人林ライスは、経営の柱である水稲、大豆に加え、冬期の労働力の有効活用を図るため、キャベツ栽培の機械化一貫体系の導入に向けた「先端技術展開事業」の実証試験に取り組んでいます。
 機械化一貫体系に使われた肥料のうね内部分施用機、移植機、管理機、収穫機、鉄コンテナ搬出用リアリフトの展示及び説明があり、参加者は作業の様子に見入っていました。また、午後からは会場を宮城県農業・園芸総合研究所に移して関連する試験の説明を受けました。機械の導入は経費的に難しい現状ではありますが、今後普及拡大すれば機械の価格が低下する可能性もあるということです。省力化できる機械化一貫体系に期待が高まります。
普及センターでは今後も新しい取り組みを支援していきます。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

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素牛価格高騰の対策を-肉用牛肥育経営へチラシ配布で支援-

2014年12月04日 09時39分53秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
肉用牛は,繁殖牛飼養戸数の減少などにより全国的に子牛価格が高騰しており,そのため肥育牛経営を大きく圧迫しています。

当普及センターでは,肥育牛経営の生産者の方々に対し,経営改善のポイントをまとめたチラシを作成・配布を行いました。

 去る11月27日に開催されたJA古川肉牛部会の枝肉研究会は,A4以上率が84%を超す高品質で増体の優れた50頭が出品され,盛会となりました。その研究会の中で,素牛価格高騰対策のチラシを配布し説明を行いました。

内容は,「飼料給与や衛生管理等の生産技術」のほか,運転資金の紹介など,経営全体にかかわるもので,普段生産者の皆さんが実践していることも含まれているものですが,小さなことでも今一度全体を振り返ってみて改善につなげていただきたい,といったものです。

普及センターでは,今後も高品質で増体の良い肉用牛肥育経営の安定に向けて支援していきます。

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