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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

東北一の産地化に向けて 「ズッキーニ生産者交流会」開催

2014年12月11日 16時10分02秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成26年12月1日,JA栗っこ築館支店におきまして「ズッキーニ生産者交流会」を開催しました。
栗原管内では,夏季冷涼な気候を生かしたズッキーニの栽培が盛んであり,露地とパイプハウスで,4月から11月頃まで生産されています。栽培者数は54名で,出荷量は約50tと東北有数の産地となっています。
 「ズッキーニ生産者交流会」は,生産者の部会結成に向けた第一歩として,各地区を代表する生産者7名と関係機関が参加して行われ,栽培技術や流通販売について意見交換を行いました。その後,イタリア料理のシェフを招いて,ズッキーニ料理2品の試食と本場イタリアでのズッキーニの利用方法等の説明をいただきました。生産者は,「ズッキーニのイタリア料理は初めて食べて勉強になった」,「栗原のズッキーニを東北一へ発展させたい」といった意見が出されました。
 「栗原ズッキーニ」の知名度向上には,生産拡大と調理法の認知など,家庭での消費拡大が不可欠であることを確認し,今後も生産者と関係機関が協力して産地化に取り組むことを申し合わせました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0228-22-9437    
FAX:0228-22-6144

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夢の実現に向けて“私が実践してきたこと”~次世代アグリウーマン研修会(起業編)~

2014年12月11日 15時18分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎農業改良普及センターでは,次世代に活躍する若手女性農業者の育成を目的に,次世代アグリウーマン研修会(起業編)を開催しました。
 今回は美里町「菜園レストラン 野の風」を会場に,「株式会社はなやか」代表取締役 伊藤惠子さんご自身のこれまでの歩みについてお話を伺いました。
 伊藤さんはJA若妻会が組織されて3年目の年に役員となり,それからは様々な場所で研修する機会に恵まれ,キラキラと輝く女性達との出会いによって,男女共同参画の意識に目覚め,家族の後押しもあり,旧南郷町では初の女性農業委員さらにはJA総代を務めました。その一方では農産物直売所内レストランに取り組むなど活動の幅を広げ,平成22年12月には「体験型菜園レストラン野の風」をオープンさせました。
 穫れたての野菜を食べられる幸せを多くのお客様に伝えるために,夢はまだまだ大きく膨らむと語る伊藤さんのお話に参加者は圧倒されていました。最後に,若い女性農業者がいることは非常に頼もしく,多くの機会を捉えて自分を高めていって欲しいとエールをいただきました。
加えて,普及センターからは「農産物の放射性物質問題や対策」「農業女子プロジェクト」について情報提供を行い,参加者からは自分も夢や目標に向かって頑張っていきたいという決意や,農業機械や農産加工の勉強がしたい等積極的な声があがるなど多いに盛り上がりました。
 普及センターでは若手女性農業者の活動をこれからも支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-091

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牛乳を食べよう?乳製品で和食をもっとおいしく~次世代アグリウーマン研修会(食育編)~

2014年12月11日 15時13分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎農業改良普及センターでは,次世代に活躍する若手女性農業者の育成を目的に,「大崎酪農ガールズ」を対象に研修会を開催しました。「大崎酪農ガールズ」は県北地域で酪農に取り組む女性で活動しており,県南地域の「酪農ガールズ」との交流会や視察研修等を行ってきました。今回は,みやぎ食育コーディネーター菜の花クラブの臼井浩美さんと千葉美喜子さんを講師に招き,牛乳の消費拡大へ向けて,実習を交えて「乳和食」を学びました。乳和食とは牛乳を用いて減塩しさらにカルシウムなどの栄養分を補う料理で,牛乳を主張せず,いつもの和食と変わらない味がポイントとなっています。
 参加者はカッテージチーズが手軽に作れることや乳清を寿司酢として使うこと等様々なアイデアに驚きながら,「寿司ケーキ☆クリスマスバージョン」や「カルシウムたっぷり凍み豆腐」,「おからサラダ」「スキムミルクと木綿豆腐を使ったフルーツ白和え」づくりに挑戦しました。成果品を美味しくいただきながら講師先生との会話も弾み、楽しいひとときとなりました。
 普及センターからは「蹄の疾病」「ボディーコンディションスコアー」「農地中間管理事業」の情報提供も行い,盛りだくさんの研修会となりました。
 普及センターでは若手女性農業者の活動をこれからも支援してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910

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松山地区酒米研究会が作柄検討会を開催

2014年12月11日 11時38分56秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
松山地区酒米研究会(27名)では、同地区の酒造メーカー(株)一ノ蔵と契約栽培を結び、酒造好適品種である「蔵の華」をはじめ、「トヨニシキ」、「やまのしずく」等を栽培しています。(株)一ノ蔵では清酒醸造だけでなく、酒米の栽培にも取り組み、研究会会員として共に活動しています。
12月6日に大崎市松山の(株)一ノ蔵本社で開催された作柄検討会には約15名が参加し、今年の酒米の作柄や品質,平成27年度の酒米作付計画等について検討しました。今年度産米は前年に比べて収量が多く,整粒歩合が高い,胴割粒が少ないなど品質も優れていました。次年度は今年度よりも150a多い7,650aの作付けが見込まれています。一方,米価の下落を受け,再生産可能な買上げ価格のあり方について,(株)一ノ蔵と酒米研究会役員の間で検討していくことになりました。
検討会終了後,(株)一ノ蔵主催で松山町酒米研究会20周年記念式典が行われました。設立時からのメンバー9名に感謝状が贈呈され,(株)一ノ蔵会長の櫻井武寛氏が酒米研究会と一ノ蔵の歩みについて記念講演を行いました。
普及センターでは,今後も良質な酒米生産を目指す研究会への技術支援を続けていきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 先進技術班
  TEL 0229-32-3115
  FAX 0229-32-2225

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