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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「なとり春まつり」で名取の花を販売しました

2016年05月12日 17時32分14秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成28年4月9日(土),「なとり春まつり」が開催され,名取市花卉生産組合では組合員が生産したカーネーションやばら等で作ったブーケスタイルの花束とフラワーアレンジメント商品を販売しました。
 これまで亘理農業改良普及センターでは,東日本大震災からの早期の復興と収益性の高い花き経営を実現するために,平成24年度から「花き6次産業化講習会」を開催してきました。この講習会の受講者が,今回,商品作成に参加した組合員の大半であったことから,ラッピング方法,色合わせや葉物の使い方を工夫することで消費者から好まれる商品を作ることができました。また,あわせて名取のカーネーションは品種が豊富であることの理解を深めるため,品種紹介のパネル展示を行い解説しました。
 春まつりでは,可愛らしくラッピングされたミニブーケやアレンジ商品が大変好評で,準備した110個は完売し,販売を担当した組合員の女性の方々も手応えを感じており,今後の展開が期待されます。
 普及センターでは,今後も組合で生産された花を用いた商品作り等の技術向上を支援していきます。

 <連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143





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旬の市七ヶ宿で春の幸祭りが開催されました

2016年05月12日 13時54分42秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
   


 旬の市七ヶ宿は,毎年恒例の「春の幸祭り」を5月8日の日曜日に開催しました。春の幸祭りは,採れたての野菜や山菜に加え,惣菜やつきたてのお餅の対面販売を中心に,消費者と出荷者の交流を目的に開催され,山形県からの来場者も多数見受けられました。
 今年は旬の市に隣接する農産物保管庫「雪室」の体験ツアーも同時に行われ,雪室の内部を見学することができました。見学者は地球に優しい冷蔵施設である雪室の特徴や,低温かつ高湿度の状態で貯蔵した米や野菜などの品質について説明を受けました。参加した見学者は実際に雪室の冷気を体験し,貯蔵した雪が一年中内部を冷やし続けるということに驚きの声を上げていました。
 当初は貯蔵する雪が溶けてしまう恐れがあるため,体験ツアーは秋限定と考えていましたが,二年間実際に運営してみた結果,雪の冷却パワーがかなり強く,多少人が出入りしても大丈夫だという結論に至り,春の幸祭りでの体験ツアーが実現しました。出荷組合では,今後も雪室農産物のPRを進めていく方針です。
 雪室に貯蔵した農産物の差別化を図り,消費者交流による直売所の活性化を目指す旬の市の出荷組合の取り組みを,普及センターはプロジェクト課題として取り上げ支援しています。

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JA加美よつば大豆栽培講習会が開催されました

2016年05月12日 13時26分29秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 4月25日,JA加美よつば営農センターにて大豆栽培講習会が開催され,管内の大豆生産者約50名が出席しました。
 はじめに,普及センターから,平成27年産大豆の作柄を振り返り,28年産の作付けに向けた重点取組み事項について説明を行いました。特に,有機物の施用,排水対策,品種ごとの適期播種作業の実施などについて重点的に説明を行いました。
 その後,古川農業試験場から,帰化アサガオ類の雑草防除体系について情報提供がありました。
 JA加美よつばでは,実需者の要望があることから,引き続き大豆生産に力を入れていく予定です。今後も普及センターでは,高品質な大豆生産へ向けた取り組みを支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター
 先進技術班
 TEL:0229-91-0726   
 FAX:0229-23-0910

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農業大学校生の出身普及センター訪問(農業未来塾「在学者コース」)の開催

2016年05月12日 09時49分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年4月28日に,宮城県農業大学校1年生の出身普及センター訪問とあわせて農業未来塾「在学者コース」を,石巻合同庁舎と石巻市復興園芸団地で開催しました。
 今年度,石巻管内からは4名(水田経営学部2名,園芸学部1名,アグリビジネス学部1名)の学生が入学しています。学生と引率の先生に,当所の業務内容や管内農業の特徴を紹介しました。特に石巻管内は復旧・復興の中心的担い手として,震災後に設立した農業法人が多く,農大卒業生も法人に多数就職していることなどについて説明しました。
 その後,震災後に整備された石巻市復興園芸団地須江地区を見学しました。当団地は環境制御や養液栽培の最新設備を備えた生産施設が須江地区と蛇田地区で5.9ha整備されており,石巻市沿岸部の施設園芸農家が設立した法人等が大規模な施設でいちご,トマト,きゅうり等の栽培に取り組んでいることに驚いていた様子でした。
 参加した学生は,9月に農家や農業法人での先進農業体験学習が予定されています。研修先についてはこれから調整される予定ですが,将来の営農に役立つよう,生産技術や経営管理を学ぶとともに,農家生活を体験し,石巻農業の復興にかかせない人材になってほしいと思います。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者への支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

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