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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性限定「北浦梨」摘果講習会の開催!

2016年05月24日 10時14分40秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 美里町では北浦地区を中心に大正時代から本格的な梨栽培が始まり,「北浦梨」として県内の梨産地の1つとして知られています。
 北浦梨は,明治17年現在の石巻市大街道から樹を持ち込んで以来地域に普及し,大正時代から本格的な生産が始まりました。現在,JAみどりの北浦梨部会員は約50名,栽培面積は約10haほどあり,様々な品種を栽培しています。
 5月19日(木)に,女性生産者に向けた摘果講習会が開催されました。女性を対象とした講習会は部会としても初めての試みでしたが,多くの女性生産者が参加しました。講習会の内容は,そもそもなぜ摘果をするのか,というところから,実際に「幸水」,「豊水」及び「あきづき」の摘果を参加者と意見交換しながら行いました。
 今回の講習会は女性生産者から大変よろこばれ,今後も女性向けの講習会を行って欲しいとの意見を多くいただきました。基礎的なことを聞く機会がなかなか無く,また参加者も女性だけのため質問しやすいので,このような講習会はありがたいとのことでした。冬には女性向けのせん定講習会も行って欲しいとの要望もあり,引き続き支援していきます。
 普及センターでは「北浦梨」安定生産に向けた栽培管理技術の普及を図り,地域振興を支援します。


果実の残し方を熱心に聞く生産者


<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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大唐桑栽培愛好会の定期総会が行われました

2016年05月24日 09時46分07秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 大唐桑栽培愛好会は,平成17年から活動を開始しており,大唐桑(おおからぐわ)の普及促進と栽培技術の向上を図り,大唐桑を活用した地域特産開発研究を目的とした組織です。
 大唐桑は,桑の中でも果実が大きいことが特徴で,平成15年から旧唐桑町で栽培されています。果実はジャムに,葉はお茶とパウダーに加工され,麺類やお菓子の材料として利用されています。
この大唐桑栽培愛好会の定期総会が,平成28年5月16日に,気仙沼市役所唐桑総合支所で行われました。愛好会からは19名の出席があり,昨年度の事業・収支報告,今年度の事業計画について話し合われ,会員からは「こうした方がいいのでは?」,「これもやりたい!」といった,活発な意見がたくさん出ました。また,普及センターからは,害虫対策をメインに情報提供を行いましたが,こちらでも会員から質問や情報提供があり,会員の熱意でいっぱいの総会となりました。
 普及センターでは,今後も大唐桑の安定生産・栽培技術向上について支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6044 FAX:0226-42-1672
Email:mynokai@pref.miyagi.jp


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